概念: 休暇プラン、休暇、および休暇付与の資格
従業員は、以下の内容に基づいて、休暇と休暇付与の対象となります。
- 休暇プランに追加する資格ルール
- 休暇プランの資格フィールド
資格ルール
休暇プランの資格ルールとして使用する計算を作成できます。資格ルールによって、特定期間に従業員が休暇取得のために満たす必要がある条件が指定されます。各ルールでは、以下を特定します。
- 条件
- 従業員が条件を満たす必要があるタイミング (期間の開始日または終了日など)
例: 社員は、期間の開始日時点で Global Modern Services 社にフルタイム勤務している必要があります。この条件を満たす社員は、この期間全体の休暇プランの対象となります。これは、期間の後半でパートタイムポジションに切り替えたり、会社を変更したりした場合でも変わりません。
デフォルトでは、休暇プランに関連付けられたすべての休暇付与と休暇の資格条件は、プランの資格条件と同じです。特定の休暇付与または休暇の資格条件がプランと異なる場合は、休暇付与または休暇の資格条件でプランの資格条件を上書きするように設定できます。
その他:
- 休暇プランに対して定義を求められる唯一の資格条件は、従業員タイプです。指定されたタイプの全従業員は、以下の場合に、このプランとそのすべての休暇付与と休暇の対象となります。
- 休暇プランにその他の資格条件が指定されていない場合
- 休暇および休暇付与に資格の上書き指示がない場合
- 休暇付与に資格の上書き指示がある場合、従業員が休暇付与を受けるには、プランではなくこの休暇付与の資格条件を満たす必要があります。例: 従業員が休暇プランの資格を得るには、フルタイム勤務している必要があります。2 年以上フルタイムで勤続した従業員は、プラン内でボーナス休暇付与の対象となります。ボーナス休暇付与の上書き条件で、従業員に関する次の条件を指定する必要があります。
- フルタイム勤務である。
- 2 年以上勤続している。
- 休暇申請の入力中に、休暇に対する従業員の資格がチェックされます。"タイプ"プロンプトには、次のいずれかの日付時点で従業員が資格を有する休暇のみが表示されます。
- 申請日
- 申請の最初の日 (カレンダーを使って同じ申請に複数の日付を選択している場合)
また、カレンダーから申請された各日付の資格がチェックされ、従業員が申請の日付の範囲に対して資格がない場合はエラー メッセージが表示されます。 - 断続的休暇の場合、従業員は休暇とそれに関連する休職・休業両方の資格条件を満たしている必要があります。最初に休暇の資格ルールが適用されます。
資格ルールを定義するためのヒント
インスタンス セット比較計算、論理計算、値比較計算を使って資格条件を定義できます。計算と計算内で使用できるレポート フィールドは Workday によって提供されます。大多数は期間の開始日または終了日に基づいています。日付は、休暇プランの期間スケジュールによって異なります。
資格条件を定義する場合は、以下を行ってください。
- プランの対象となる従業員の期間中の採用または退職がカバーされていることを確認します。例: 資格条件として、期間の開始日時点で従業員がフルタイム勤務であることが定められています。その結果、期間の終了日に基づいて、新規採用された従業員の条件を追加します。反対に、大多数の従業員の条件は期間の終了日を基準としています。その場合は、期間の開始日に基づいて退職した従業員の条件を含めます。
- 論理演算子 "および/または" の使用方法を把握しておきます。
- Workday 所有の計算およびレポート フィールドを使用する場合、"休暇" または"共通"カテゴリの計算およびレポート フィールドを使用します。サブ期間に関連した計算は使用しないでください。これらは給与計算専用です。
- 休暇ルールでカスタム組織を使用する場合、以下の使用は避けてください。
- デフォルトの組織を含むレポート フィールド。
- 3,000 人を超える従業員を返したり、"下位組織をルールに含める"オプションがオンに設定されている動的なメンバーシップ ルールが定義されたカスタム組織。3,000 人を超える従業員を返すメンバーシップ ルールには、"静的" または"動的 (低頻度)" を指定することをお勧めします。あるいは、プランの資格を持つ従業員のサブセットを返す別の組織レポート フィールドを使用することをお勧めします。
- 計算では、期間開始日を使用するか、従業員が期間終了日の時点で退職していないことを確認する追加の計算を含める必要があります。これにより、退職した従業員が誤って、休暇プラン、休暇、休暇付与の対象となるのを防ぎます。
論理演算子 "および/または"
資格ルールを定義する場合、同じ行または異なる行で 1 つ以上の計算を選択できます。この区別は重要です。
- 論理演算子 "および" は同じ行の条件に適用されます。
- 論理演算子 "または" は別々の行の条件に適用されます。
条件が単一の行にある場合、従業員はすべての条件を満たす必要があります (論理演算子 "および")。複数の行に条件を定義する場合、従業員は少なくとも 1 行内のすべての条件を満たす必要があります (論理演算子 "または")。
- 論理演算子 "および" を使った条件
- 例: 社員は GMS Company に勤務 "および"社員タイプは "Regular"。従業員の資格会社 = GMS社員タイプは "Regular"
- 論理演算子 "または" を使った条件
- 例: 社員は GMS Company に勤務 "または"社員タイプは休暇の資格を持つ"Regular"。従業員の資格会社 = GMS社員タイプは "Regular"
- "および/または" の両方の論理演算子を使った条件
- 例: 社員は GMS Company に勤務、および社員タイプは"Regular"、または社員は ABC Company に勤務。従業員の資格会社 = GMS社員タイプは "Regular"会社 = ABC
資格条件が複数行にわたる場合、より包括的なルールをリストの最初に置くとパフォーマンスが向上します。例: 社員の勤務地が米国かメキシコである必要があり、ほとんどの社員が米国にいる場合は、これをリストの最初に置きます。
休暇プラン フィルタ
さまざまな従業員タイプ、および個々の国または地方に対して、休暇プランを有効にできます。ポジション ベースの休暇プランでは、従業員のポジションごとに関連のある勤務地が評価されます。従業員ベースの休暇プランでは、従業員の主ポジション() に関連する勤務地が評価されます。
休暇プラン フィルタでは、期間開始日または期間終了日が考慮されません。プランに追加する資格ルールの具体的な定義が必要になる場合があります。
休暇プランの資格条件を定義する際は、以下に留意してください。
- 論理演算子 "および" は同じ行の条件に適用されます。
- 論理演算子 "または" は異なる行の条件に適用されます。
休暇プラン フィルタと資格ルールの組み合わせとその結果について、いくつかの例を示します。
国/地方 | 資格ルール | 対象となる従業員 |
|---|---|---|
フランス
| なし | 期間開始日または期間終了日の時点で勤務地がフランスの従業員。 |
フランス
| 期間終了日時点の勤務地 = フランス
| 期間終了日の時点で勤務地がフランスの従業員。 |
フランス
| 期間終了日時点の支給レート タイプ = 時給
| 期間終了日の時点で勤務地がフランスの従業員、または期間終了日の時点で勤務地がフランス、かつ支給レート タイプが "時給" の従業員。 |
資格条件を追加する場所
休暇プランの資格は
、"休暇プランの作成"
ページの"資格"
タブで定義します。プランに定義された条件を上書きする場合は、"休暇
の作成
" タスクまたは "休暇付与の作成"
タスクの"休暇プランの上書き"
タブを使用します。次の操作ができます。
- "休暇・休職資格の評価" レポートを使用して、その日付時点で従業員に休暇プラン、休暇、または休暇付与が適用されるかどうかをテストします。
- "組織別の従業員の休暇資格の表示" レポートで、選択した組織内の現在日時点でアクティブな従業員の休暇・休職資格の詳細を表示します。