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Administrator Guide
最終更新: 2023-06-23
設定の考慮事項: ワークシートを使用した現金収支予測

設定の考慮事項: ワークシートを使用した現金収支予測

このトピックの内容は、ワークシートを使用した現金収支予測の設定と使用を計画する際の決定に役立ちます。以下について説明します。
  • 設定する理由
  • Workday のその他の部分への適合
  • 下流への影響と製品間インタラクション
  • セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
  • 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。

機能の概要

ワークシートを使用して現金収支予測を設定し、現金収支予測を作成して現金収支予測レポートおよびダッシュボードで表示することができます。ワークシートを使用すると、業務トランザクション、銀行取引明細書の取引、外部現金アクティビティを使用して、What-If シナリオをスプレッドシート形式でモデル化できます。現金収支予測レポートにより、今後の現金アクティビティを可視化し、資金調達や投資のニーズに関する正確な予測と意思決定を行うことができます。

業務上のメリット

ワークシートを使用した現金収支予測により、以下が可能になります。
  • 他のユーザーと協力して現金収支予測をより効率的にモデル化し、プロセスを合理化する。
  • サプライヤ請求書、顧客請求書、経費、給与計算、その他のカスタム支払レポートをリンクして予測データが自動的に入力されるようにし、モデル ワークブックへのデータの手動入力を削減する。
  • 予測と実績を比較して分析し、将来のキャッシュ フローの予測精度を向上させる。
  • 現金収支予測の生成プロセスを定期的にスケジュールおよび自動化し、予測可能で信頼性の高い現金収支予測を生成する。

ユース ケース

ワークシートを使用した現金収支予測は、以下の目的に使用できます。
  • 現金収支予測の構造を定義し、現在および将来の現金持高について予測される現金の入金、出金、残高を準備する。
  • 12 か月のローリング現金収支予測が毎月自動的に生成されるように Workday でスケジュールし、戦略的な企業イニシアチブをサポートするための流動性要件を決定する。
  • 現金収支予測をレポートやキャッシュ マネジメント ダッシュボードに出力して、流動性を追跡し、将来の現金不足を特定して、資金調達と投資に関する意思決定を行う。

考慮すべき質問事項

質問
考慮事項
Workday 以外の既存の現金収支予測アウトライン構造を複製して、ワークシートでの現金収支予測に使用できますか?
Workday の外部に存在する現金収支予測の構造を、実際の表示と同じように複製できます。
既存の支出カテゴリまたは収益カテゴリを使用して、家賃、利子、国内および海外の支払などの予測される現金アクティビティを定義することもできます。
複数のレベルを持つ階層的なアウトライン構造を構築することが重要なのはなぜですか?
複数のレベルを持つ階層的な現金収支予測アウトラインにより、以下を行うことができます。
  • レポートの最下位レベルにドリルダウンする。
  • 下位レベルの入金額および出金額のサマリまたは小計残高を含める。
  • キャッシュ マネジメント ダッシュボードで、より詳細な現金収支予測ワークレットを作成する。ワークレットには、構造の下位レベルの詳細ごとにグラフィカル レポートが表示されます。
Workday 以外のデータ ソースを使用して現金収支予測データをモデル化するにはどうすればいいですか?
"外部現金アクティビティの作成"
タスク、または "Import External Cash Activities" Web サービスを使用して、外部現金アクティビティを記録できます。
ローカル ストレージからワークシートに一時的なデータをアップロードすることもできます。アップロードしたデータはモデル ワークシートに変換され、現金収支予測ワークシートと統合できます。
他のユーザーと協力して、給与計算、税金、その他のセキュリティ保護された現金アクティビティに関連する予測データを準備するにはどうすればいいですか?
ワークシートの所有者は、ワークシートに表示、編集、コメントの権限を割り当てることができます。
Workday の最新のアップデートの際、処理中の現金収支予測を最新の状態に維持するにはどうすればいいですか?
Workday のソース データをライブ データとしてワークシートにリンクし、自動リフレッシュをスケジュールすることで、現金収支予測の変更を最新の状態に保つことができます。

推奨事項

  • アウトラインに割り当てることができる期間プロファイルは 1 つだけなので、各種の用途向けに複数の現金収支予測アウトラインを定義することをお勧めします。例: 概要レベルの月次予測と、より詳細なレベルの日次予測。
  • アウトラインで会社階層を使用する場合、現金収支予測では会社ごとに金額と残高が別々に表示されます。現金収支予測では会社を並べて表示するため、比較対象の会社は 1 つのワークブックにまとめておくと便利です。比較対象でない会社については、別のワークブックを生成できます。

要件

発行された現金収支予測をスタンダード レポートに表示するには、
"Map Standard Aliases"
タスクを使用して、アウトラインを Workday の別名にマッピングします。
"ビジネス オブジェクト"
プロンプトで "現金収支予測アウトライン行" を選択します。
例: 以下の標準の別名を、アウトライン構造の関連する行にマッピングします。
標準の別名
マッピングされるテナント値
_FC_Outline_Top_Level
Daily Cash Forecast (日次の現金収支予測)
_FC_Opening Balance
Opening Balance (開始残高)
_FC_Inflows
Cash Inflows (現金の入金)
_FC_Outflows
Cash Outflows (現金の出金)

制限事項

Workday の標準の別名は、単一の現金収支予測アウトラインにのみマッピングできます。現金収支予測に複数のアウトラインを使用している場合は、スタンダード レポートをカスタム レポートとしてコピーし、他のアウトラインにリンクできます。詳細については、Workday プロフェッショナル サービスまたは Workday コンサルティング パートナーにお問い合わせください。

テナント設定

影響はありません。

セキュリティ

ドメイン
考慮事項
"System" 業務分野の "Worksheets"
このドメインでセキュリティ保護されているユーザーは、ワークブックの作成、アップロード、編集、共有、共同作業を行うことができます。
"System" 業務分野の "Drive"
Workday ドライブにアクセスし、ワークシートで使用するワークブックや、CSV ファイルなど他のファイル形式を保存できます。
"Cash Management" 業務分野の "Set Up: Cash Forecasting"
すべての現金収支予測アウトライン機能にアクセスできます。
"Cash Management" 業務分野の "Process: Cash Forecast Reporting"
すべての現金収支予測生成機能にアクセスできます。また、現金アクティビティ カテゴリと外部現金アクティビティを管理することもできます。
"Cash Management" 業務分野の "Process: Cash Forecast Data Automation"
ワークシートでの自動データ累計に使用する現金収支予測のデータ ソースとレポートにアクセスできます。
"Cash Management" 業務分野の "Reports: Cash Forecast Reporting"
このドメインでセキュリティ保護されているユーザーは、発行済みの現金収支予測とスタンダード レポートを表示できます。
"System" 業務分野の "Aliases"
このドメインでセキュリティ保護されているユーザーは、
"Map Standard Aliases"
タスクを使用して、レポート用に現金収支予測アウトライン行を Workday の別名にマッピングできます。

ビジネス プロセス

ビジネス プロセス
考慮事項
現金収支予測イベント 2.0
現金収支予測を発行すると、このビジネス プロセスが開始され、完了した現金収支予測が通知と承認のために送信されます。ビジネス プロセス定義にレビュー ステップを追加すると、レビューアはレビュー中および承認中にレポートを更新できます。
すべてのレビューアには、"Process: Cash Forecast Reporting" ドメインへのセキュリティ アクセス権が必要です。
現金収支予測の会社間イベント 2.0
組織で会社間取引が使用されている場合は、このビジネス プロセスを設定します。それぞれの会社のレビューアが現金収支予測を承認しないと発行プロセスは完了しません。

レポート

レポートまたはダッシュボード
考慮事項
"レポート通貨別の現金収支予測"
レポート
指定されたレポート通貨を使用して、予測される現金アクティビティと、発行済みの現金収支予測ワークブックを表示します。
"取引通貨別の現金収支予測"
レポート
取引通貨を使用して、予測される現金アクティビティと、発行済みの現金収支予測ワークブックを表示します。
"現金収支予測と実績の比較 (レポート通貨)"
レポート
現金収支予測アウトラインに基づいて、予測される現金アクティビティ、実際の現金持高、その差異を表示します。予測と実績との差異は、資金の不足や余剰を示す場合があります。
実績を表示するには、前日および日中の銀行取引明細書をアップロードするか、または手動で入力します。
"キャッシュ マネジメント" ダッシュボード
"Cash Forecast Cells 2.0"
レポート データ ソースを使用して、このダッシュボードに表示するカスタム ワークレットを作成できます。
現金収支予測を含むカスタム レポートを構築する際は、以下のレポート データ ソースを使用することをお勧めします。
  • Cash Forecasts 2.0
  • Cash Forecast Cells 2.0
  • 外部現金アクティビティ グループ

インテグレーション

"Import External Cash Activities" Web サービスを使用して、サードパーティのシステムから現金アクティビティを Workday にインポートできます。
次に、
"外部現金アクティビティ グループ"
レポート データ ソースとビジネス オブジェクトを使用してカスタム レポートを構築し、レポートをモデル ワークシートにリンクして、現金収支予測に現金アクティビティを事前入力できます。

関連性のある機能

次の現金アクティビティを含むカスタム レポートを、外部のキャッシュ マネジメントからモデル ワークシートにリンクできます。
  • 顧客請求書
  • 経費レポート
  • 外部現金アクティビティ
  • 給与支払
  • サプライヤ請求書
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。