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Administrator Guide
最終更新: 2025-05-30
設定の考慮事項: 在庫管理

設定の考慮事項: 在庫管理

このトピックの内容は、Workday 在庫管理機能の設定と使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
  • 設定する理由
  • Workday のその他の部分への適合
  • 下流への影響と製品間インタラクション
  • セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
  • 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
特定の在庫管理機能の詳細については設定に関するその他の考慮事項を、特定の設定の詳細についてはタスクの指示を参照してください。

機能の概要

Workday 在庫管理を Workday 調達管理設定の一部として設定すると、調達依頼から補充までのサプライ チェーン プロセス全体を管理できます。
Workday 在庫管理を使用して、以下の機能を設定できます。
  • 入庫。
  • フルフィルメント。
  • 納品。
  • 返品。
  • 棚卸し。
  • 補充。
  • リコール。
  • ラベルの印刷。
  • PAR 在庫。

業務上のメリット

Workday 在庫管理では、以下のことができます。
  • 従業員がモバイルで在庫管理タスクを実行できるようにすることで、生産性を高める。
  • 在庫取引データを自動的に計算することで、精度を高め、手動入力を削減する。
  • 入庫や補充などの在庫管理プロセスを自動化して業務リスクを最小限に抑える。
  • レポートと分析を使用してサイトでの在庫の消費状況を把握し、コストの管理、浪費の制限、将来の注文の計画を行う。

ユース ケース

Workday 在庫管理を使用すると、以下のことが実行できます。
  • 拠点でアイテムの棚卸しを行い、在庫レベルを照合する。
  • 在庫会計情報の完全な監査証跡を通じてコンプライアンスを確保する。
  • 在庫品リクエストを生成し、ピッキング リストと出荷ドキュメントを使用して納品する。
  • 病院内のカートなど、PAR 備品置場で PAR 在庫を管理する。
  • 在庫品リクエストなしで緊急の発注のクイック出庫を行う。
  • 納品チケットおよび保管場所に貼るラベルを印刷する。
  • 破損アイテムや未使用アイテムの返品を処理する。
  • 在庫レベルが定義済の閾値を下回った場合に、自動的に補充する。
  • ロットおよびシリアル管理で納品アイテムを追跡する。

考慮すべき質問事項

質問
考慮事項
保管場所の設定はどのように計画しますか?
以下の保管場所タイプを設定し、それらを階層に整理して在庫を保管できます。
  • 拠点: 事業地チェーン内に保管場所とゾーンを追加できます。
  • 保管場所: 自社所有商品または委託商品の保管に使用します。
  • ゾーン: 保管場所を細分化して、複数の従業員が並行してピッキングできるようにします。
例: 倉庫を在庫拠点として設定し、大きな通路を商品の保管場所として指定します。次に通路をゾーンに分割することで、複数の従業員が同時に複数の保管場所からピッキングできるようにします。
保管場所のスペースを以下の方法で管理できます。
  • 保管単位 (UOM) を設定して、形状とサイズに応じてアイテムを保管する。例: バッグ、ボトル、ケース
  • 保管場所での物理的な変更に対応するために、既存の単位を変換する。例: 大量の発注に対応するため、試験用手袋の単位を「ボックス」から「パック」に変換します。
在庫の追跡はどのように計画しますか?
在庫品リクエストの時点からピッキング、出荷、最終納品まで、在庫を追跡できます。
以下の追跡が可能です。
  • 配送の結果と確認。
  • 単一の保管場所に送る納品のグループ。
  • ロットおよびシリアル管理を使用するアイテム。例: ペースメーカーなどの高価値アイテムにシリアル番号を割り当てて、それらのアイテムの納品を監視できます。
  • リコールされたアイテム (リコールに対する対応と回答を含む)。
納品はどのように管理しますか?
以下の方法およびタイミングで在庫品リクエストを作成して納品できます。
  • 必要に応じて適宜。
  • 在庫補充。
  • Workday 調達管理の調達依頼ソーシングを使用。
  • サードパーティとのインテグレーションを使用。
次の操作も可能です。
  • 在庫品リクエストにタイプを割り当てることで、リクエストを分類してカスタム レポートに含める。
  • 在庫品リクエストの未納品アイテムが入手可能になった場合に、それらのバックオーダーを処理する。
従業員は以下のことができます。
  • ピッキング リストを使用して在庫品リクエストを完了する。
  • 出荷ドキュメントを使用してピッキング済アイテムを出荷する。
棚卸しはどのように行いますか?
以下のタイプの棚卸しを実行できます。
  • 臨時: 数量の確認に使用。例: 大量の納品を受領した際に在庫レベルを確認します。
  • 循環: 拠点内の特定の保管場所の在庫をカウント。
  • 実地: 拠点内のすべての在庫をカウント。
今後の棚卸しの計画に役立つ棚卸しシートを自動的に生成するように Workday を設定することもできます。
在庫補充はどのように行いますか?
以下を使用してアイテムと委託商品を補充できます。
  • 調達依頼 (サプライヤに発注する場合)。
  • 在庫品リクエスト (他の在庫拠点に発注する場合)。
履歴データを使用し、以下に基づいて在庫アイテムの再発注点を決定できます。
  • 1 日当たりの平均使用量。
  • 優先サプライヤ リードタイム。
補充を以下のようにスケジュールできます。
  • 在庫が指定された閾値を下回った場合に補充します。
  • アイテムの再発注点の計算値を使用することも可能です。
在庫用のラベルを印刷しますか?
インテグレーション テンプレートを使用すると、データをサードパーティ アプリケーションにエクスポートし、以下のラベルを印刷できます。
  • 納品の出荷。
  • ボックス、パレット、トートなどの受領商品。
  • 通路、ビン、棚などの保管場所。
PAR 備品置場はどのように管理しますか?
キャビネット、カート、備品室など、PAR 在庫を保管する PAR 備品置場を設定できます。
次の操作ができます。
  • PAR アイテムと PAR 備品置場を一括管理する。
  • PAR アイテムの棚卸しシートを印刷する。
以下を使用して PAR 備品置場を補充することもできます。
  • 棚卸し数量。
  • かんばん。
  • オーダー数量。

推奨事項

以下をお勧めします。
  • 従業員がアイテムをピッキングする順序を特定できるように、ロット番号に有効期限を含める。
  • 在庫レベルの正確性を確保するため、在庫残数を Workday にインポートする前に、完全な実地棚卸しを実施する。
  • 既存の購買アイテムをレビューし、Workday 在庫管理に追加の購買アイテムを作成する必要があるかどうかを判断する。

要件

従業員が在庫管理タスクを実行するために必要なツールを整理します。以下に例を示します。
  • ピッキング中にアイテムをスキャンするハンドヘルド デバイス。
  • ラベル印刷用のサードパーティ ハードウェアおよびソフトウェア。
Workday 調達管理を設定します。

制限事項

以下はサポートされていません。
  • クロス ドッキング。
  • ウェーブ ピッキング。
以下の場合には Workday 在庫管理は使用できません。
  • 社外の顧客に在庫を販売する場合。
  • 平均原価法以外の会計方法を使用する場合。

テナント設定

"テナント設定の編集 - 財務会計"
タスクを使用して、在庫取引に対して ID 連番ジェネレーターを設定できます。

セキュリティ

"業務分野のドメイン セキュリティ ポリシー"
レポートにアクセスして、Workday 在庫管理のすべてのセキュリティ ドメインを表示します。次を参考にして、セキュリティを設定します。
ドメイン
考慮事項
"Inventory" 業務分野の "Manage: Inventory" ドメイン。
以下を管理および転送できます。
  • 委託用途の調達依頼。
  • 在庫補充。
  • 在庫引当。
  • ピッキング行割当の削除。
このレポートを使用して、関連するレポートを表示することもできます。
"Inventory" 業務分野の "Manage: Item Inventory Site Attributes" ドメイン。
購買アイテム タスクへのアクセス権を持たずに、購買アイテムの在庫拠点属性へのアクセスをセキュリティ保護できます。
"Organization and Roles" 業務分野の "Manage: Location"。
保管場所と保管場所階層を作成できます。
"Inventory" 業務分野および "Procurement" 業務分野の "Process: Goods Delivery" ドメイン。
以下を実行できます。
  • 商品納品チケットを作成、編集、クローズする。
  • 商品納品グループを管理する。
  • 納品チケットを印刷する。
商品納品ルールは "Set Up: Inventory" ドメインで保護します。
"Inventory" 業務分野の "Process: Inventory"。
ほとんどの在庫取引にアクセスできます。手持ち在庫へのアクセス権を管理し、関連レポートを表示することができます。
"Inventory" 業務分野の "Process: Inventory Count"。
棚卸しおよび関連レポートに関する情報へのアクセスを保護できます。単一の会社または事業地内のレポートに基づいてセキュリティ グループを設定し、それらのセキュリティ グループを "Reports: Inventory Count" サブドメインに割り当てることができます。
"Inventory" 業務分野の "Process: Inventory Pick List"。
在庫ピッキング リストおよび関連レポートの情報へのアクセスを保護できます。単一の会社または事業地内のレポートに基づいてセキュリティ グループを設定し、それらのセキュリティ グループを "Reports: Inventory Pick List" サブドメインに割り当てることができます。
"Inventory" 業務分野の "Process: Inventory Shipment"。
在庫出荷および関連レポートに関する情報へのアクセスを保護できます。単一の会社または事業地内のレポートに基づいてセキュリティ グループを設定し、それらのセキュリティ グループを "Reports: Inventory Shipment" サブドメインに割り当てることができます。
"Inventory" 業務分野の "Process: Inventory Stock Request"。
単一の会社または事業地内で、従業員が在庫レポートを実行できないようにすることができます。
"Inventory" 業務分野の "Reports: Inventory"。
在庫レポートを表示できます。
"Inventory" 業務分野および "Procurement" 業務分野の "Set Up: Inventory"。
在庫管理タスクを実行し、関連レポートを表示できます。
"Inventory" 業務分野の "Set up: Inventory Accounting"。
以下を実行できます。
  • 在庫会計処理オプションを編集する。
  • 在庫マークアップを管理する。
  • 関連レポートを表示する。
"System" 業務分野の "Set Up: Tenant Setup - Financials"
Workday 在庫管理に関するテナント全体のオプションを設定できます。
"Common Financial Management" 業務分野の "Set Up: Unit of Measure"。
在庫取引の単位を管理し、関連レポートを表示できます。

ビジネス プロセス

ビジネス プロセス
考慮事項
換算係数の変更リクエスト イベント
可能な操作
  • アイテムの保管単位と基本単位の間で換算係数を変更する。
  • 換算係数の変更リクエストを承認のために送信する。
Change Item Spend Category Request
支出カテゴリの変更リクエストの承認に関する通知を送信できます。
在庫調整イベント
在庫原価調整イベント
これらのビジネス プロセスを使用すると、以下のアイテムを調整できます。
  • 金額。
  • 原価。
棚卸しイベント
在庫アイテムの棚卸しを実行できます。
商品納品イベント
商品納品グループ
商品納品の実行
これらのビジネス プロセスでは、以下が可能です。
  • 納品チケットを作成する。
  • 同じ保管場所に送る複数の納品チケットをグループ化する。
  • 完了と未完了の納品を把握する。
在庫ピッキング リスト イベント
在庫出荷イベント
在庫品リクエスト イベント
これらのビジネス プロセスでは、以下が可能です。
  • 在庫品リクエストを作成して送信する。
  • ピッキング リストを生成して完了する。
  • ピッキング済の在庫を出荷する。
在庫移動イベント
拠点内の保管場所間で在庫アイテムを移動できます。
クイック出庫
在庫品リクエストなしでアイテムを発送できます。
在庫 PAR 棚卸しイベント
在庫 PAR の除去
これらのビジネス プロセスでは、PAR 備品置場から PAR アイテムを棚卸しまたは除去できます。
入庫調整イベント
入庫イベント
受領品入庫イベント
これらのビジネス プロセスでは、以下が可能です。
  • 入庫数量を調整する。
  • 受領したアイテムを入庫する。
在庫返品イベント
サプライヤへの在庫返品イベント
これらのビジネス プロセスでは、以下が可能です。
  • 拠点間で返品を処理する。
  • 在庫をサプライヤに返品する。
購買アイテム イベント
新しい購買アイテム リクエストを作成し、承認を受けるために転送する場合に使用します。レビューおよび編集のセキュリティ権限がある場合は、購買アイテムに属性値を追加できます。
このビジネス プロセスでは、以下のステップを指定できます。
  • 購買アイテムと、対応する購買アイテム イベントを作成する。
  • 購買アイテム イベントを編集する。
  • 新しいアイテムを特定のステップに送り、患者の請求情報を追加する。
このビジネス プロセスでは、
"購買アイテムの表示"
レポートで行われた以下の更新は制御されません。
  • アイテムの在庫拠点の属性
  • 患者の請求情報
  • ソーシング ルール
  • 価格の更新

レポート

"Workday スタンダード レポート"
レポートを使用すると、以下を含むすべての在庫レポートを表示できます。
レポート
考慮事項
Accrual Balance for Inventory Receipts
このレポートを使用して、残数が以下のどこにあるかを特定できます。
  • 受領発生分
  • 受領負債
レポートには、発注書行とそれに関連する以下の項目が表示されます。
  • 請求書行
  • 入庫
  • 受領書行
在庫の支出カテゴリ変更の会計への影響
このレポートの貸方と借方のワークタグおよび金額が取得されます。このレポートは、必要な仕訳入力を行う際に役立ちます。
購買アイテム支出カテゴリの変更リクエストの検索
送信した支出カテゴリの変更リクエストを表示できます。
注意が必要な納品
注意が必要な在庫ピッキング リスト
注意が必要な在庫品リクエスト
以下に関して未処理のものを表示します。
  • 納品チケット。
  • ピッキング リスト。
  • 在庫品リクエスト。
例: 在庫拠点でボトルネックが発生しているかどうかを識別し、緊急の在庫品リクエストを優先させます。
在庫残数の検索
以下を含む在庫およびロット アイテムの残数が表示されます。
  • 割当数量。
  • 使用可能数量。
  • 平均アイテム費用。
  • 手持ち数量。
  • ピッキング中数量。
棚卸しシートの検索
在庫返品オーダーの検索
在庫出荷の検索
在庫品リクエストの検索
以下について十分な情報に基づいた意思決定ができるように、在庫取引データを表示します。
  • 棚卸しシート。
  • 返品。
  • 出荷。
  • 在庫品リクエスト。
例: 棚卸しシートを参照して、棚卸しを行う残りの在庫残数を特定します。
輸送中の出荷
輸送中の在庫返品
以下のような、出荷および返品の輸送中アイテムに関する情報を表示します。
  • 関連する在庫品リクエスト行。
  • 数量。
  • 金額。
以下のようなレポート データ ソースを使用して、カスタム レポートを作成できます。
  • 在庫品リクエスト行
    : 在庫リクエスト行のデータを確認できます。
  • 在庫取引
    : 会社のすべての在庫取引を確認できます。

インテグレーション

以下のような Web サービスを使用して、在庫取引のデータをアップロードできます。
  • Put Inventory Location
  • Put Inventory Location Attributes
  • Put Inventory Par Bin
  • Put Inventory Par Location
  • Put Inventory Put-Away Rule
  • Put Purchase Item
  • Put Unit of Measure Set
在庫 Web サービスの包括的なリストについては、Workday Community を参照してください。
Workday 提供のインテグレーション テンプレートを使用すると、在庫ラベル データをサードパーティ アプリケーションにエクスポートし、ラベルを印刷して以下に貼付できます。
  • 商品納品グループ。
  • 商品納品チケット。
  • 保管場所。
  • 事業地。
  • PAR 備品置場。
  • 受領書。

関連性のある機能

機能
考慮事項
財務会計
次の操作ができます。
  • 在庫取引の会計情報を生成する。
  • 在庫取引の会計情報を監査する。
  • 以下のような勘定計上ルールを作成する。
    • コスト調整。
    • マークアップ。
    • 支出取引。
ヒューマン キャピタル マネジメント
保管場所を設定すると、従業員は以下のことができるようになります。
  • 保管場所を管理する。
  • 商品を発注する。
モバイル
Android、iPad、iPhone で以下の在庫タスクを実行できます。
  • 棚卸し。
  • 商品納品。
  • クイック出庫。
  • PAR 棚卸し。
  • PAR の除去。
  • ピッキング。
  • 入庫。
調達管理
Workday 在庫管理で使用する以下の調達設定を更新できます。
  • 購買アイテム。
  • 受領。
  • 調達依頼のソーシング ルール。
  • 支出カテゴリ。
次の操作も可能です。
  • 調達依頼のソーシングを使用して在庫品リクエストを作成する。
  • サプライヤとの委託発注を計画し、商品をゼロコストで在庫に保管する。
  • 在庫アイテムをリコールする。
サプライヤ アカウント
請求書の価格差異と、それが在庫アイテムの平均原価に与える影響を把握できます。
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の詳細については、Workday Community を参照してください。