概念: 時間エントリ検証
時間エントリ検証とは
時間エントリ検証は、従業員による無効な時間エントリの入力や送信を防ぐ、警告またはエラーです。時間入力の際、従業員が
"OK"
をクリックして時間を入力すると、時間計算に続いて検証が実行されます。検証により、給与計算を実行する前に、従業員に時間エントリ エラーを知らせることができます。また、時間計算テンプレートでサポートされていない固有の時間エントリ ポリシーをプロンプトに表示させることができます。例: 特定の条件を満たす場合にのみ時間外手当を支払う場合、社員およびレビューアに通知して手動による調整を求める検証メッセージを設定できます。
レポート フィールドおよび計算フィールドのテキスト値と動的な値を使用して、検証メッセージをカスタマイズできます。 例: メッセージには日付と従業員の氏名を含めることができます。
検証ルール
検証を作成するには、エラーまたは警告を生成するのに必要な条件を示すルールを作成します。特定グループの従業員に対する検証を作成する場合などは、検証に資格ルールを使用できます。また、独自に作成した計算フィールドに基づいてルールを作成したり、以下のビジネス オブジェクトを基にした Workday 提供のレポート フィールドを使用してルールを作成することもできます。
- 時間ブロック: 個々の時間ブロックを検証します。
- 時間シフト: 連続する時間ブロックをまとめて検証します。
- 時間 (日付): 同じ日について入力された複数の時間ブロックを検証します。
- 時間 (週): 同じ週の複数の時間ブロックを検証します。
- 時間 (月): 同じ月の複数の時間ブロックを検証します。
- 従業員
検証条件で参照する適切なビジネス オブジェクトは、評価する情報のタイプによって異なります。例:
- 社員が 1 日 12 時間以上勤務した場合にエラーを生成するには、条件ルールで "時間 (日付)"ビジネス オブジェクトを参照します。
- 社員が 週 50 時間以上勤務した場合に警告を生成するには、条件ルールで "時間 (週)" ビジネス オブジェクトを参照します。
- 時間エントリ検証で"時間 (日付)"ビジネス オブジェクトの"Leaves for a Day"レポート フィールドを使用すると、従業員が休職・休業している日に時間を送信できないようにできます。
検証ルールを構成するすべてのエラー条件は、同じ "タイム トラッキング" ビジネス オブジェクトを参照する必要があります。例: 1 つの検証ルールの別々の条件で、"時間 (日)" と "時間 (週)" の両方のビジネス オブジェクトを参照しないでください。
検証にさまざまなビジネス オブジェクトに基づく条件が含まれている場合、警告またはエラーの生成に失敗します。エラー条件をさまざまな検証ルールに分割することもできます。
特定の従業員のみを対象とする検証
特定グループの従業員に対する検証を作成するには、検証条件に資格ルールを含めます。別の目的で作成された資格ルールも参照できます。
より限定された従業員グループに検証が適用されるように、時間エントリ検証グループを使用して、検証を国別にグループ化することもできます。検証のサブセットをグループ化すると、時間エントリ検証をチェックするタスクの効率が向上します。 時間エントリ検証グループの対象となる従業員に対しては、そのグループ内の検証のみが実行されます。時間エントリ検証グループの対象とならない従業員に対して、グループ化されていないすべての検証が実行されます。
検証が実行されるタイミング
検証は、時間入力方法と検証のタイプに応じて、時間入力プロセスのさまざまなタイミングで実行されます。従業員が時間を送信すると、ビジネス プロセスの検証が実行されます。
"時間エントリ検証の管理"
タスクを使用して作成したカスタム検証は、時間入力方法に基づいて、以下のようなさまざまなタイミングで実行されます。
- "High-Volume Time Entry" および "週別の時間の入力" では、時間入力時に時間が検証されるため、従業員は重大なエラーのある時間エントリを保存できない。
- 他のすべての時間入力方法では、計算の実行時に時間が検証され、重大なエラーのある時間エントリを送信できない。