概念: 受動イベント ルール
使用場面
受動イベント ルールでは、特定の福利厚生プランに関連付けられた資格条件に照らして評価する社員が特定されます。受動イベント ルールを使用して、社員が新しい資格ルールを満たしている場合のプラン変更を自動化できます。社員が資格ルールを満たさなくなった場合のプラン変更を自動化することもできます。例: 社員が 65 歳を迎え、長期障害プラン A を利用できなくなった。
受動イベント ルールでは、プラン自体に関連付けられている複雑な資格条件をそのまま繰り返す必要はありません。
- 受動イベント ルールでは、イベント発生時に社員が対象外となる福利厚生プランに関連付けられた資格ルールが逆解釈されます。福利厚生プランの資格ルール対応する受動イベント ルール長期障害プラン A の対象は、65 歳未満の社員に限る。65 歳以上の社員を特定し、福利厚生の対象となるかを判断。医療補償プラン C の対象は、25 歳未満の扶養家族に限る。25 歳以上の扶養家族を特定し、福利厚生の対象となるかを判断。
- 受動イベント ルールでは、イベント発生時に社員が対象となる福利厚生プランに関連付けられた資格ルールが反映されます。福利厚生プランの資格ルール対応する受動イベント ルール保険プラン B の対象資格は、勤続期間が 5 年以上の社員に限る。勤続期間が 5 年以上の社員を特定し、福利厚生の対象となるかを判断。基本障害プラン D の対象資格は、65 歳以上の社員に限る。65 歳以上の社員を特定し、福利厚生の対象となるかを判断。
"受動イベントのスケジュール"
タスクでは、以下が可能です。- 受動イベントの結果、福利厚生資格を喪失または取得する社員に対して、登録イベントを生成する。
- 受動イベント ルールをスケジュールして実行する。
扶養家族である子が以下のいずれかを満たす場合に、医療補償プラン A の対象になるとします。
- 21 歳以下。
- 25 歳未満の全日制の学生。
扶養家族に対象資格があるかの判断に、受動イベント ルールで必要なのは、”21 歳を超える扶養家族である子” という単純な条件のみです。
このルールでは、扶養家族の対象資格の判断基準となる年齢を特定し、医療補償プランに関連付けられている資格条件が逆解釈されます。21 歳を超える扶養家族である子すべてが特定されます。資格ルールにより、その扶養家族が次のいずれに当てはまるかが判断されます。
- 21 歳を超え、学籍がないため、資格対象外。
- 25 歳未満で、全日制の学生であるため、引き続き資格対象。
この例の受動イベント ルールで、扶養家族の資格ルールが繰り返された場合、次のようになります。
- 判断が不要な扶養家族を含める: 21 歳以下の扶養家族である子すべて。
- 判断の必要がある扶養家族を含めない: 21 歳を超える扶養家族である子すべて。
考慮事項
次を参考にして、受動イベントを計画します。
- 以下に該当する社員のみを対象に、登録イベントが生成されます。
- 受動イベント ルールが実行される日時に、その条件を満たしている。
- イベント ルールの前回実行時と現在実行時の間にルール条件を満たしており、前回実行時に見落とされている。
- 現在の実行前、または実行日と実行日の間にルール条件を満たしている社員を検索するのに十分な頻度で、イベント ルールを実行してください。イベント ルールを頻繁に実行しない場合、一部の社員が対象のプレビュー通知が見落とされる恐れがあります。例: 受動退職イベント ルールを隔週月曜に実行するとします。ある社員が週の半ばに定年退職を迎えた場合、そのイベントが読み込まれるのは、スケジュール設定で次回予定されているルール実行時になります。受動イベント ルールは、ビジネス ニーズを満たすのに十分な頻度でのみスケジュール設定し、実行することをお勧めします。実行回数が多すぎると、リソースに不要な負担がかかる恐れがあります。
- イベント日には、社員がピックアップされたルール実行の日付が使用されます。この日付は、社員が最初に受動イベント ルール条件を満たした日とは異なる場合があります。例: スケジュール設定済みのルール実行時は、実行日以前に受動イベント ルール条件を満たしている社員がピックアップされます。ピックアップされた社員のイベント日は、ルール条件を最初に満たした日ではなく、ルールの実行日になります。
- 社員に対して受動イベント ルールの条件を満たしているというフラグが設定されると、登録イベントが生成されます。そのイベント ルールに関連して追加の登録イベントは生成されません。
- 社員の登録イベントが生成された後、そのイベントのプレビュー アラートはそれ以上送信されません。
入社月日イベント
入社月日を基に受動イベント ルールを作成する場合、以下いずれかの日付から勤続期間を計算できます。
- 採用日。
- 継続勤務開始日。
- 最初の採用日。
- 勤務開始日。
継続勤務開始日、最初の採用日、勤務開始日のいずれかを基に受動イベントを処理するには、"採用日" が必要です。