設定の考慮事項: 紹介と推薦
このトピックの内容を、紹介および推薦の設定と使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
- 設定する理由
- Workday のその他の部分への適合
- 下流への影響と製品間インタラクション
- セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
- 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。
機能の概要
紹介により、従業員は候補者を送信して職務補充依頼をオープンできます。また、候補者は人材募集に応募する際に、紹介者である従業員を特定できます。特定された従業員は、任意で候補者の応募を推薦することができます。また、採用に至った候補者を紹介あるいは推薦した従業員に報いるために、紹介報酬支払プランを設定することもできます。
業務上のメリット
紹介や推薦の機能を使用すると、次の操作を行えます。
- 現在の従業員がすでに知っていて後押しする、適任な候補者に連絡を取る。
- レポート作成および報酬の目的で、正確な記録を管理する。
- 採用された候補者を推薦した従業員に対する単発の紹介報酬支払を処理する。
- 職務に応募していない紹介候補者についてレポートする。
ユース ケース
- 紹介および推薦に成功した場合の報酬を提示することで、適格候補者を推薦するよう従業員に促す。
- ソーシャル メディアでの人材募集の共有に対し、従業員にポイントを付与する。
- 紹介アクティビティに基づいて従業員をランク付けし、上位の紹介者に対してルール ベースの支払を行う。
考慮すべき質問事項
質問 | 考慮事項 |
|---|---|
紹介ソース間で区別しますか? | "応募者ソースの管理" タスクにアクセスして、紹介のソースおよびソース タイプを管理できます。 |
候補者の推薦について社員に紹介報酬を支払いますか? | 対象に含める、対象から除外する、あるいは推薦と通常の紹介を区別するように、資格ルールを設定できます。Workday 提供の以下のソースに対応する応募者ソースを使用します。
|
ソーシャル メディア チャネルからの紹介を有効にしますか? | "ソーシャル メディアなどの設定" タスクを使用して、従業員が人材募集を共有できるソーシャル メディア チャネルを有効にできます。それぞれのソーシャル メディア チャネルを特定の国での使用に限定して有効化できます。 |
紹介報酬支払を使用しますか? | 紹介報酬支払プランの使用は任意です。通常の職務補充依頼および常時有効な職務補充依頼に "紹介報酬支払プラン" プロンプトが表示されないように設定できます。 |
従業員が自分の紹介候補者を把握する方法をどのように追跡しますか? | Workday では、従業員とその従業員が紹介した候補者の関係のタイプを追跡できます。
次の操作ができます。
|
特定の職務補充依頼に加えて職務領域に対する紹介を有効にしますか? | "テナント設定の編集 - リクルーティング" タスクで職務領域を有効にした場合、従業員は特定の職務補充依頼だけでなく、職務領域に対して候補者を紹介できます。 |
推奨事項
機能 | 推奨事項 |
|---|---|
応募者ソース | 社員による紹介および自己申告の紹介の応募者ソースを Workday 提供の以下のソースにマッピングします。
|
"候補者の紹介" ビジネス プロセス
| 以下をお勧めします。
|
要件
機能 | 要件 |
|---|---|
紹介オーナー | テナントで紹介オーナーを有効にします。 |
推薦 | Workday 提供の以下のソースにマッピングする応募者ソースを作成します。
"推薦拒否" 応募者ソースを設定して、従業員と候補者の "紹介者との関係" が削除されるようにします。これにより、候補者の推薦を辞退した従業員への支払が処理されないようになります。 |
紹介報酬支払プラン | 設定
|
紹介ビジネス プロセス | 次のビジネス プロセス定義を設定します。
|
制限事項
紹介報酬支払プランを使用する場合、従業員への紹介報酬支払を分割払いにすることはできません。
テナント設定
"テナント設定の編集 - リクルーティング"
タスクで紹介関連のパラメータを設定できます。以下の紹介オーナー レベルのうち 1 つを指定できます。
- 候補者レベル オーナー: すべての職務への応募にわたり、プロスペクトまたは候補者のオーナーである従業員を表示できます。
- 職務への応募レベル オーナー: より厳密な紹介報酬が可能です。異なる職務補充依頼に対して同じ候補者を複数の従業員が紹介した場合に、オーナーをどうするか検討します。
任意で
"紹介の重複に関するポリシー"
を指定して、以下のいずれかの状況で社員による紹介を防止することもできます。
- その候補者がすでにその職務補充依頼に応募している場合。
- 同じ職務補充依頼または職務領域でプロスペクトが重複する場合。
- その人物が Workday 内のどこかにすでに存在する場合。
- 候補者に、アクティブなオーナーの紹介が重複して存在している場合。
"候補者レベル"
の所有権を設定し、"Duplicates Referral Policy"
が "候補者がアクティブ オーナーから紹介されている場合は紹介できない"
に設定されている場合、Workday では次のような処理を行います。
- 重複する候補者が存在し、その候補者にアクティブな候補者オーナーがいる場合は、紹介が作成されないようにします。
- 重複する候補者が存在するが、候補者オーナーの期限が切れている場合は、紹介が作成できるようにします。
以下のテナント設定も紹介に影響します。
- リクルーティングの職務領域を有効にする: 候補者のスキルと一致する人材募集がなくても、従業員は紹介を送信できます。
- リクルーティングの紹介レベルを有効にする: 従業員と従業員が紹介する候補者の関係を設定し、追跡できます。
セキュリティ
セキュリティ | 考慮事項 |
|---|---|
"Recruiting" 業務分野の "Candidate Data: Employee Referrals" ドメイン
| 紹介オーナー、紹介、および推薦に関する情報を表示および変更できます。 |
"Recruiting" 業務分野の "Employee Referrals" ドメイン
| "すべての社員" セキュリティ グループをこのドメインに追加すると、候補者を紹介したり候補者の紹介アクティビティを表示したりすることができます。 |
"System" 業務分野の "Set Up: Social Sharing" ドメイン
| ソーシャル メディア関連のタスクとレポートを設定できます。 |
"Recruiting" 業務分野の "Social Share" ドメイン
| "すべての社員" セキュリティ グループをこのドメインに追加すると、従業員がソーシャル メディアで人材募集を共有できます。 |
"候補者の紹介" ビジネス プロセス セキュリティ ポリシー
| 以下の開始アクションのセキュリティを設定します。
次の社員セキュリティ グループを 1 つ以上選択することで、従業員、臨時従業員、および応募者が候補者を紹介できます。
|
"紹介報酬の一時金支払" ビジネス プロセス セキュリティ ポリシー
| "紹介者に対する一時金支払のリクエスト" 開始アクションを設定することで、紹介報酬の一時金支払を有効にします。
|
ビジネス プロセス
ビジネス プロセス | 考慮事項 |
|---|---|
候補者の推薦
| 指名された従業員に候補者の職務への応募を推薦するよう求めるため、"職務への応募" ビジネス プロセスの任意のサブプロセスに、"推薦リクエストの送信" アクション ステップを追加できます。
|
紹介報酬の一時金支払
| "採用" ビジネス プロセスの完了ステップの後に、"紹介者に対する一時金支払のリクエスト" アクション ステップを追加することにより、紹介報酬支払の機能を有効にできます。
退職した従業員への将来日付の一時金支払が、自動的にキャンセルされることはありません。"退職" ビジネス プロセスに通知を追加し、該当するロールに退職した従業員への未処理の支払を取り消すよう促すことをお勧めします。 紹介された従業員が一時金支払の期日前に退職した場合、紹介した従業員への将来日付の一時金支払はすべて削除されます。 |
候補者の紹介
| "候補者の紹介" ビジネス プロセスを使用して作成したプロスペクトは、ビジネス プロセス イベントが完了した時点で、紹介として認識されます。
|
レポート
Workday には、会社の紹介アクティビティを詳しく分析できるレポートが用意されています。レポートの一覧については、
"Workday スタンダード レポート"
レポートにアクセスし、"リクルーティング" カテゴリを選択してください。インテグレーション
"Refer a Candidate" Web サービスを使用して、次の操作を行えます。
- 複数の職務補充依頼および職務領域に候補者を紹介する。
- 紹介を一括アップロードするインバウンド EIB インテグレーションを作成する。
関連性のある機能
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント全体の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。
"テナント設定の編集 - リクルーティング"
タスクで設定した紹介ポリシーが保持されます。このフレームワークは、設定された紹介の重複に関するポリシーとマッチング ルールに基づいて重複を識別します。以下のタスクを使用すると、重複の可能性がある紹介にフラグが設定されます。
- 被紹介者の作成
- 候補者の紹介