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最終更新: 2023-09-08
設定の考慮事項: 仕訳連番

設定の考慮事項: 仕訳連番

このトピックの内容は、仕訳連番の設定と使用を検討する際の決定に役立ちます。以下について説明します。
  • 設定する理由
  • Workday のその他の部分への適合
  • 下流への影響と製品間インタラクション
  • セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
  • 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。

機能の概要

仕訳連番を使用すると、1 つ以上の元帳年度または元帳期間において、欠番のない ID を仕訳に割り当てられます。仕訳連番では、連番ジェネレーターのルール設定を使用して連番ジェネレーターを作成します。これらの連番ジェネレーターを使用して連番が生成され、会計仕訳に割り当てられます。

業務上のメリット

仕訳連番を使用すると、会計仕訳に番号を付け、一意の ID を持たせるという法定報告要件の準拠に役立ちます。SAF-T などの法定報告要件がある国では、組織の財務会計の監査をサポートするこのような仕訳行番号が必要となります。

ユース ケース

仕訳に連続した行番号が求められる国で業務を行う場合、仕訳連番を設定できます。仕訳連番を使用すると、会計処理日または計上日に基づいて仕訳に連番を割り当てることができます。
連番ジェネレーターを設定する際、仕訳に連番を付ける時間枠を以下のように設定できます。
  • 元帳期間
  • 元帳年度
  • 複数の元帳期間および元帳年度にわたって連続
連番フォーマット文字列に、取引タイプや会計期間などの詳細を含めるように連番ジェネレーターを設定して、仕訳の整理や区別に役立てることもできます。

考慮すべき質問事項

質問
考慮事項
定期的な監査が求められる法定報告要件がある国で事業を展開していますか?
さまざまな国に、財務会計に関する監査証跡をサポートする仕訳番号を義務付ける法的要件があります。Workday では、仕訳連番を通じてこれらの要件への準拠を支援します。
仕訳行番号を最初の番号にリセットする必要があると予想されますか?
連続連番ジェネレーターは、連番を開始値にリセットしません。定期的に仕訳行番号をリセットする必要が見込まれる場合は、元帳年度または元帳期間による連番を検討してください。
仕訳の計上取消を行う必要がありますか?
計上日に基づき連番を付けた場合、仕訳の計上取消および再計上を行っても、仕訳の連番は変更されません。Workday ではどのような場合でもこの仕訳に改めて連番を付けることはありません。
会計処理日に基づき連番を付けた場合、仕訳の計上取消を行っても仕訳の連番は変更されません。ただし、仕訳を再計上すると、期間でソートされ、改めて連番が付けられます。連番ジェネレーターが対象とする日付範囲内の仕訳をキャンセルまたは追加した場合、改めて連番が付けられ、再計上された仕訳に新しい仕訳番号が割り当てられます。
会社間仕訳に連番を付ける必要がありますか?
それぞれの会社で連番処理が有効になっている場合に、会社間仕訳に連番が割り当てられます。Workday はこれらの会社に対して、同じ連番ジェネレーターを使用しません。ただし、同じ連番ジェネレーター ルール設定を使用して連番ジェネレーターを作成できます。
例: 仕訳のヘッダー会社で仕訳連番が有効になっているものの、行の会社では有効になっていない場合、ヘッダー会社の仕訳には連番が付けられますが、行の会社には付けられません。ヘッダー会社と行の会社の両方で仕訳連番が有効になっている場合、両方の会社の仕訳に連番が付けられます。ただし、行の会社の連番ジェネレーターは異なるため、異なる連番フォーマット文字列を使用して行の会社の仕訳に連番が付けられます。
連結消去仕訳を連番処理する必要がありますか?
非支配持分 (NCI) を計算している会社で連番が有効になっている場合、連結消去仕訳に連番が割り当てられます。
仕訳連番が不要な場合は、非支配持分の
"取引タイプ"
に連番ジェネレーター条件ルールを作成することにより、連結消去仕訳用に個別の連番ジェネレーターを作成できます。
特定の帳簿にのみ連番処理をする連番ジェネレーターが必要ですか?
連番処理する仕訳は、連番ジェネレーター ルール設定の
"帳簿"
プロンプトによって決まります。選択した帳簿と帳簿コードを共有する仕訳に連番が付けられます。帳簿を指定しない場合、会社のすべての仕訳に連番が付けられます。
使用後に連番ジェネレーターの有効期間またはルール設定を変更または修正する必要がありますか?
連番ジェネレーターの有効期間またはルール設定を変更する場合は、次の会計年度用に新しい連番ジェネレーターを作成して設定する必要があります。ルール設定に加えた変更は、新しいジェネレーターにのみ適用されます。その年度には計上済仕訳がなく、オープンな元帳期間がないようにする必要があります。
会計年度の途中で仕訳連番を実施する必要がありますか?
以下の場合には、会計年度開始後に会社の仕訳連番を実施できます。
  • 会社で仕訳連番を設定したことがない。
  • 会計年度の元帳期間がオープンではない。
  • 連番開始期間以降に仕訳が計上されていない。
  • 会社に連番ジェネレーターが存在しない。
特定の連番開始番号から採番するよう、連番ジェネレーターを設定することもできます。別のジェネレーターのルール設定を使用する場合、そのジェネレーターもその開始番号から採番します。このため、元帳年度または期間基準でルール設定を使用する場合、開始番号の指定は推奨していません。
連結仕訳の連番を作成するにはどうすればよいですか?
NCI を計算している会社が連番処理をサポートしている場合、連結消去仕訳に連番が自動的に割り当てられます。
"非支配持分"
取引タイプに連番ジェネレーター条件ルールを追加することにより、連結仕訳用に個別の連番ジェネレーターを作成できます。

推奨事項

機能
考慮事項
会計処理日または計上日による連番
選択した連番作成方法によって、仕訳に連番を割り当てるタイミングと方法が決まります。連番ジェネレーターの連番作成方法は、作成後には変更できません。法的要件と監査構造に最も適した連番作成方法を検討するようお勧めします。
会計処理日に基づき連番を付ける場合は、以下の点を考慮してください。
  • 元帳期間をクローズする時に、仕訳と逆仕訳に連番が割り当てられる。
  • キャンセル、計上、計上取消の際、現在および後続の締め処理済期間の仕訳に改めて番号を付ける。
計上日に基づき連番を付ける場合は、次の点を考慮してください。
  • 仕訳の計上時に連番が割り当てられる。
  • どのような場合でも仕訳に改めて番号を付けることはない。
  • 逆仕訳には次に使用可能な連番が割り当てられる。
仕訳連番の無効化
今後使用する予定がない場合は、仕訳連番を有効にしないことをお勧めします。会社の仕訳連番を無効にできるのは、以下の場合のみです。
  • どの仕訳にも連番 ID ジェネレーターを使用して連番を割り当てていない。
  • すべての連番 ID ジェネレーターが削除されている。
連番ジェネレーターの置換または削除
送信する前に、連番ジェネレーターのルール設定をよく確認してください。現在使用中でない連番ジェネレーターのみ置き換えられます。全く使用されていない連番ジェネレーターのみ削除できます。ジェネレーターを置き換えたり削除したりする場合は、関連する元帳年度または元帳期間のステータスが以下のいずれかである必要があります。
  • 締め処理済
  • 作成済
  • 使用不可
連番フォーマット文字列
連番仕訳に付けられる連番には、以下のような追加情報を含められます。
  • 取引タイプ
  • 会計年度または会計期間
会計年度や会計期間など、連番フォーマットに詳細を追加して連番の重複を避けることをお勧めします。

要件

"Common Financial Management" 業務分野を有効にします。
連番を付ける元帳期間が以下のステータスであることを確認します。
  • 締め処理済
  • 作成済
  • 使用不可
"会社の ID 定義の編集"
タスクで
"仕訳連番の割当を有効にする"
チェックボックスをオンにして、仕訳連番にオプトインします。

制限事項

実績元帳タイプの仕訳連番はサポートされていますが、コミットメントおよびオブリゲーションの元帳タイプはサポートされていません。

テナント設定

影響はありません。

セキュリティ

仕訳連番の次のドメインを設定します。
ドメイン
考慮事項
Set Up: Company General
このドメインに対してセキュリティ保護されているユーザーは、連番ジェネレーター ルールを設定し、連番付き仕訳にコードを適用する連番グループを作成できます。仕訳連番にオプトインし、仕訳連番ジェネレーターを作成または削除する場合にも、このドメインが必要です。
Set Up: Ledger and Book
このドメインに対してセキュリティ保護されているユーザーは、元帳年度および元帳期間を作成できます。連番ジェネレーターは、元帳年度または元帳期間を作成し、オープンした後にのみ適用できます。
Process: Period End
このドメインに対してセキュリティ保護されているユーザーは、元帳期間のオープンおよびクローズが可能です。連番ジェネレーターは、オープン ステータスの元帳年度または元帳期間にのみ適用できます。

ビジネス プロセス

影響はありません。

レポート

仕訳連番を表示するスタンダード レポートは配付されません。仕訳連番を表示するには、
"仕訳入力"
ビジネス オブジェクトからレポートに
"仕訳連番"
を追加します。

インテグレーション

仕訳連番には以下の Workday Webサービスが使用できます。
Web サービス
考慮事項
Get Accounting Journal
割り当てられた連番を含む、会計仕訳に関連するすべての情報を取得します。
Get Sequence Generator Rule Configuration
連番ジェネレーター ルールに関連付けられているすべての情報を取得します。フォーマット文字列や連番作成方法など、連番ジェネレーターの設定を表示できます。
Put Company
この Web サービスを使用して、会社の詳細を更新し、仕訳連番を有効にできます。
Put Sequence Generator Rule Configuration
連番ジェネレーターのルール設定を作成します。一度に多数の設定を作成できます。

関連性のある機能

Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。

その他の影響

影響はありません。