概念: 連結バージョン
実績バージョンと計画バージョンのほかに、連結を使用するインスタンスは、複雑なデータの管理と分析を行うために特別バージョンを使用することがよくあります。それには、サブバージョン、仕訳入力バージョン、仮想バージョンが含まれます。それぞれに連結の目的があります。
サブバージョン
サブバージョンとは、バージョン ツリーで既存の実績バージョンの下に作成された実績のスライスのことです。各サブバージョンのデータは、実績として表示されるデータにロールアップされます。つまり、データは重複しません。サブバージョンは実績の下にいくつでも作成でき、サブバージョンがさらにサブバージョンを持つこともできます。実績サブバージョンを作成して、実績をさまざまな方法で編成およびフィルタします。
サブバージョンでの合計値と編集可能バージョン
- バージョン階層
- バージョンのドロップダウンは、バージョンが実績にロールアップされる様子を把握する上で役に立ちます。たとえば、以下のようなバージョン リストになります。
- 実績のオーバーレイ
- 事前相殺消去
- 総勘定元帳から
- JE 調整
- 配賦
- 相殺消去
実績の 2 つのサブバージョン: 事前相殺消去および相殺消去。事前相殺消去には 3 つのサブバージョンがあります。 - バージョンの値
1ルート実績にはすべてのサブバージョンの合計が表示されます。2相殺消去サブバージョンのセルは白 (編集可能) です。なぜなら、階層に示されているように、相殺消去にはサブバージョンがないからです。3事前相殺消去サブバージョンのセルはグレー (読み取り専用) です。なぜなら、事前相殺消去にはそのサブバージョンの合計値が表示されるからです。
仕訳入力バージョン
仕訳入力バージョンは、インポートした実績の整合性を連結インスタンスが保持できるようにするためのサブバージョンのタイプです。データを変更するのではなく、データを調整する仕訳入力を作成します。そのような調整は均衡がとれている必要があります。つまり、仕訳入力を転記する前に、調整におけるすべての借方の合計は、すべての貸方の合計に等しい必要があります。IFRS から GAAP への調整、発生主義による仕訳、再分類用に複数の仕訳入力バージョンを作成します。
仕訳入力での合計値
仕訳入力バージョンでは標準サブバージョンと同じ方法でバージョン階層をロールアップしますが、一部の重要な違いがあります。

1 | 親として、事前相殺消去には合計値が表示されます。これには、仕訳入力サブバージョンで実行された調整が含まれます。 |
2 | 配賦は編集可能なバージョンです。各製品グループに 10,000 が入力されています。 |
3 | 調整 JE サブバージョンでは、 "連結" > "仕訳入力" > "新規" で値に調整が加えられます。製品グループ A は、10,000 ドルの借方となりました。それに対応する貸方は、製品グループ B と C の間で分割されました。仕訳入力バージョンには調整が表示されます。 |
仮想バージョン
仮想バージョンは、2 つの異なるバージョンからデータを使用して読み取り専用の複合バージョンを作成する計画バージョンです。仮想バージョンを用い、1 つのバージョンのデータを使用して別のバージョンの為替レートを適用できます。これによってレート変動を排除できます。仮想バージョンを作成し、固定通貨レポートの作成を可能にします。
これで、2 つのデータ セット間の収益を比較すると、「本当の」差異だけが示されます。為替レートは固定されたままだからです。