概念: バージョン
Adaptive Planning のバージョンは、モデル内の特定の財務シナリオを表します。バージョンは、入力者がビジネス トランザクションの影響を評価するのに役立ちます。Adaptive Planning では、以下のタイプのバージョンがサポートされています。
- 実績のオーバーレイ
- 計画
1 年または複数年の暦年または会計年度に対応するバージョンを使用できます。各バージョンに含まれるデータは異なりますが、モデル内の科目、組織、属性構造は同じままです。組織とカスタム属性は、バージョンに追加したり、バージョンから削除したりできます。
実績バージョン
実績バージョンを表示すると、すでに発生している売上や経費などの実際の数値が表示されます。ほとんどのインスタンスには、1 つのルート実績があります。
次のバージョンのいずれかを追加して、ルート実績にロールアップできます。
- 仕訳入力バージョン: 仕訳入力を使用して連結機能があるインスタンスの調整を行う際に、実績を正しい情報源としてそのまま使用できます。
- サブバージョン: 実績データをスライスできます。実績サブバージョンがある場合は、各計画バージョンの実績のオーバーレイに使用する実績バージョンを選択できます。 サブバージョンは、オーバーレイに影響せずに実績を調整したい場合に特に有用です。この場合、実績のオーバーレイに使用したものとは異なる実績サブバージョンに調整を行うことができます。実績サブバージョンはルートにロールアップされ、値が合計されることに注意してください。
編集できるのは、子孫がない実績バージョンのデータのみです。
計画バージョン
計画バージョンには、予測されたデータ、または予算に計上されたデータが含まれます。複数の計画バージョンを設定でき、それらのバージョンをフォルダで整理できます。
Adaptive Planning では、他にも以下の計画バージョン タイプがサポートされています。
- 仮想バージョン: 2 つの異なるバージョンのデータを使用して読み取り専用の複合バージョンを作成することにより、固定通貨レポートを作成できます。
- 予測バージョン: シートの異常検出を有効にする機械学習予測を生成できます。これらのバージョンを使用して、インテリジェント プランニングを設定できます。
バージョンのキュー登録
バージョンのキュー登録プロセスでは、バージョンを作成する際にさらに直感的なエクスペリエンスを提供します。 バージョンのキュー登録プロセスにより、タイムアウト エラーが防止され、バックグラウンドでバージョンが作成されるため、待機する必要はありません。
キュー登録するバージョンのバージョン名の横にステータスが表示されます。このステータスは、"バージョン" 権限を持つすべてのユーザーに表示されます。ステータスには、
"進行中"
、"完了"
、"失敗" が
あります。バージョンに失敗した場合は、誰でも、ステータスの横にある情報アイコンをクリックして、エラーのリストを確認できます。バージョンを開始したユーザーの場合は、バージョンの横に "
X"
も表示されます。失敗したバージョンを却下するには、"X"
をクリックします。これにより、このバージョンはすべてのユーザーのバージョン リストから削除されます。 "X"
が表示されない場合は、そのバージョンを開始していないため、却下することはできません。バージョンのアクセス
以下の設定を使用して、チームによるバージョンへのアクセスを設定できます。
- バージョン設定: ユーザーのタイプごとにアクセスを変更できます。
- 組織設定: バージョンから組織を追加または削除できます。ユーザーは組織に関連付けられているため、この設定によってバージョン データへのアクセスが制御されます。
エンド ユーザーによるバージョンへのアクセス
チーム メンバーはサインインする際に、ツールバーからバージョンを選択します。チーム メンバーが表示およびアクセスできるのは、以下に基づくバージョンのみです。
- ユーザー タイプ
- ユーザーが選択する組織
- 開いたシート