概念: 報告時間ブロックのインポート
"Import Reported Time Blocks" Web サービスを使用すると、Workday エンタープライズ (企業向け) インターフェイス ビルダーを使用して、報告時間ブロックを Workday タイム トラッキングにインポートすることができます。以下を行う際にこの Web サービスの使用を検討してください。
- 従業員がセルフサービスの時間エントリから入力しなかった時間ブロックをインポートする。
- 休日時間ブロックなど、時間ブロックのバッチを一括ロードする。
- テスト用に時間ブロックの大量のバッチをインポートする。
- 時間ブロックを一括で編集、削除する。
- "報告時間バッチ イベント" ビジネス プロセスを使用して、インポートした時間ブロックを承認または取り消す。
- インポートした時間ブロックを計算に使用する、または承認を得るためにマネージャに送信する、もしくは支払のために給与計算に送る。
スプレッドシートの設定
以下のフィールドを参考にして、EIB テンプレートを完了させます。
エレメント | ノート |
|---|---|
ヘッダー キー
| 1,000 行のデータ セットごとに 1 つの増分値。
ヘッダー キーにより、ジョブごとにバッチ処理するエントリの数が決まります。ジョブごとに 1,000 件の時間ブロック エントリを同時にバッチ処理することをお勧めします。例: 最初の 1,000 行に "1"、次の 1,000 行に "2" を使用します。
行ごとに異なるヘッダー キーを使用しないでください。使用すると、各行が別々のジョブとして実行され、パフォーマンスの問題が発生します。 このフィールドは、36.2 より前のバージョンの Web サービスでのみ使用できます。 |
Line Key
| 行ごとに 1 つの増分値 (ヘッダー キー バッチ内)。例: 最初の行に "1"、2 行目に "2"、3 行目に "3" を使用します。
バッチごとに 1 で始まるように採番を繰り返します。
このフィールドは、36.2 より前のバージョンの Web サービスでのみ使用できます。 |
Spreadsheet Key
| 行ごとの増分値。例: 最初の行に "1"、2 行目に "2"、3 行目に "3" を使用します。
|
従業員
| 従業員の社員 ID。 |
Worker Time Block
| 従業員の時間ブロックの参照 ID。時間ブロックを Workday にインポートしたら、従業員の時間ブロックに参照 ID が割り当てられます。時間ブロックを編集または削除するには、その時間ブロックの参照 ID を入力する必要があります。
複数の従業員時間ブロックに対する参照 ID を表示するには、"時間ブロック" ビジネス オブジェクトの "参照 ID" レポート フィールドを使用します。1 つの時間ブロックに対する参照 ID を表示するには、時間ブロックの関連アクション メニューにアクセスします。 |
時間ブロックの削除
| Y または N を入力して時間ブロックを削除するかどうかを指定します。 |
In Date Time
Out Date Time | これらの列を使用して、時間ブロックの開始日時と終了日時を入力します。
時間は自動的に PST で表されるため、時間ブロックが正しくロードされるように UTC からのオフセット時間の入力が必要になる場合があります。 例: 2018 年 10 月 25 日 8:00AM CET は、2018-10-25T08:00:00+02:00 となります。 |
時間エントリ コード
| 時間エントリ コードの参照 ID。時間エントリ コードの参照 ID には、時間エントリ コードの関連アクション メニューを使用してアクセスします。 |
数量
日付 | これらの列を使用して、時間数のみの時間ブロックの日付と数量を入力します。 |
コメント
| 時間ブロックに関するコメントを入力します。
時間エントリ テンプレートの "時間エントリの変更時にはコメントを必須にする" の設定は、Web サービスには適用されません。 |
プロジェクト ロール
| 従業員のプロジェクト ロール。この値は、プロジェクトのリソース プラン行での従業員の割当から取得されます。 |
時間ブロックの編集および削除
時間ブロックを編集するには、
"Worker Time Block"
列に時間ブロックの参照 ID を入力し、更新された時間ブロック情報も入力します。バッチをインポートした場合、既存のブロックの値が、入力した新しい値で上書きされます。時間ブロックを削除するには、EIB スプレッドシートの "時間ブロックの削除"
列に「Y」を入力します。時間エントリ カレンダーに適用される要件と同じものが EIB に適用されます。カレンダーで時間ブロックを削除できない場合は、Web サービスを使用しても削除できません。例: 時間ブロックがロック済みの期間に含まれている場合。
"報告時間バッチ イベント" ビジネス プロセス
報告された時間ブロックのバッチをインポートすると、"報告時間バッチ イベント" ビジネス プロセスが開始されます。Workday で時間ブロックが処理および作成される前に、関連する従業員が時間ブロックを承認または取り消すことができるように、ビジネス プロセス セキュリティ ポリシーを更新します。承認ステップが組織の要件と競合する場合は、外部ロード用のビジネス プロセス条件を追加して、時間ブロックが自動的に処理されるようにします。
時間ブロックは、次のように、Workday で直接作成された報告時間ブロックとまったく同じように扱われます。
- 時間ブロックは、従業員の時間エントリ カレンダーに "未送信" ステータスで表示される。
- インポートされた時間ブロックには、Workday に直接入力された時間ブロックと同じ計算および検証が適用される。
- 従業員は、時間ブロックに修正を加えて、承認を得るためにマネージャに送信できる。
バッチの取消
"報告時間バッチ イベント" ビジネス プロセス イベントを取り消して、インポートした時間ブロックのバッチを取り消すことができます。イベントを取り消すには、イベントの関連アクション メニューにアクセスし、 を選択するか、
"ビジネス プロセスの一括取消"
タスクを使用します。イベントを取り消すと、そのバッチ イベントでインポートしたすべての時間ブロックが削除されます。ただし、バッチを取り消しても、時間ブロックを編集または削除することによって発生した変更は取り消されません。それらのブロックを元に戻すには、正しいブロック情報で再度インポートを実行する必要があります。
"Import Reported Time Blocks" Web サービス EIB を使用して Kevin は以下を実行します。
- 2019 年 2 月 4 日の既存の時間ブロックを編集する。
- 2019 年 2 月 7 日の既存の時間ブロックを削除する。
- 2019 年 2 月 8 日に新しい時間ブロックを追加する。
従業員 | Worker Time Block | 時間ブロックの削除 | 日付 | 数量 |
|---|---|---|---|---|
21722 | WORKER_TIME_BLOCK_-1-38 | 2019-02-04 | 8 | |
21722 | WORKER_TIME_BLOCK_-1-41 | Y | 2019-02-07 | 8 |
21722 | 2019-02-08 | 8 |
時間ブロックは、従業員の時間エントリ カレンダーに次のように表示されます。
2019-02-04 | 2019-02-05 | 2019-02-06 | 2019-02-07 | 2019-02-08 |
|---|---|---|---|---|
8 時間 | 8 時間 |
Kevin はその後 "報告時間バッチ イベント" ビジネス プロセス イベントを取り消すことに決めました。Workday では次のように処理されます。
- Kevin がインポートした 2019 年 2 月 8 日の新しい時間ブロックは削除されます。
- 編集した 2019 年 2 月 4 日の時間ブロックは変更されません。
- 削除した 2019 年 2 月 7 日の時間ブロックは元に戻りません。
2019-02-04 | 2019-02-05 | 2019-02-06 | 2019-02-07 | 2019-02-08 |
|---|---|---|---|---|
8 時間 |
重複する時間ブロック
既存の時間ブロックと重複している時間ブロックをインポートした場合、Workday にインポートした後で時間ブロックの重複を解決する必要があります。時間を送信する前に、タイムシートで時間ブロックを訂正してください。
"従業員時間ブロック インバウンド コネクタ" はまだお使いいただけますが、エラー処理とパフォーマンスが改良された "Import Reported Time Blocks" Web サービスのご使用をお勧めします。