設定の考慮事項: 期間スケジュール
このトピックの内容を、期間スケジュールの設定と使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
- 設定する理由
- Workday のその他の部分への適合
- 下流への影響と製品間インタラクション
- セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
- 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。
機能の概要
期間スケジュールは、標準的な長さの期間を連続するようにセットにしたもので、各 Workday 製品で以下のように使用されます。
- Workday Absence: 残数を追跡する休暇プランの休暇付与頻度を決定し、休暇プランに対する従業員の資格を定義します。
- Workday 給与計算: 従業員への支払い頻度と、支払いの対象となる日数を決定します。会計入力の未払繰越も管理します。
- Workday タイム トラッキング: ユーザーが勤務時間を入力および調整できるタイミングを制御します。
業務上のメリット
ビジネス ニーズに応じて、頻度の異なる複数の期間スケジュールを設定することができます。
以下の方法で、時間を節約し、効率を向上させることができます。
- EIB インテグレーションを使用して期間スケジュールを作成する、または既存のスケジュールに期間を追加する。
- 複数の Workday 製品で同じ期間スケジュールを使用する。
通常は週末と重なる支払日は自動的に調整されるようにできるため、柔軟性が向上します。
ユース ケース
- さまざまな給与計算サイクルの長さや支払日を定義する。例: 通常の給与計算には隔週スケジュールを、賞与支給には年間スケジュールを設定します。
- 時間追跡の期間と支給期間の日付を一致させて、支給期間と同じ日付に勤務した時間に対して社員に支給するように設定する。
- 各期間において、従業員が勤務時間を入力できるタイミングと、管理者が従業員の時間を調整できるタイミングを設定する。
- 給与計算の締切日を定義して、各期間の特定の日付以降における一時金支払を除外する。
- 休日カレンダーのインテグレーションを行い、支給日を自動的に調整し、非営業日に対応する。
考慮すべき質問事項
質問 | 考慮事項 |
|---|---|
会社には給与計算、タイム トラッキング、休暇・休職のための異なるサイクルがいくつありますか? | 支給およびタイム トラッキングのサイクルごとに、スケジュールを少なくとも 1 つ作成する必要があります。
休暇・休職管理、タイム トラッキング、給与計算において、期間と支給期間の日付が一致する場合は、スケジュールを共有できます。期間と支給期間の日付が一致しない場合は、製品ごとに個別の期間スケジュールを作成し、それぞれの期間を支給期間にマッピングします。 給与計算では、同じ支給サイクルと支給日を持つ支給グループが、スケジュールを共有できます。例: 時間給従業員および臨時従業員の支給グループは、2 週間単位の期間スケジュールを共有できます。 |
Workday 給与計算を複数の国で使用しますか? | 期間スケジュールは複数の国に対して使用できます。必要に応じて、国ごとに異なる支給日を期間に設定できます。期間の支給を行う前に、日付の上書き値を指定します。 |
休暇プランで残数を追跡しますか? | 休暇プランで残数を追跡する場合は、従業員への休暇付与頻度と一致する期間スケジュールを作成できます。例: 従業員は月に 2 日の休暇が付与されます。 |
期間に対して従業員が時間を入力するのは、いつがよいですか? | 各期間に、従業員が時間を入力できる日付を設定することができます。 |
従業員に休暇をどのように付与しますか? | 以下のタイミングで従業員に休暇が付与されるように、期間スケジュールを設定できます。
休暇を前倒しで付与することもできます。例: 従業員は年初に 5 日間の病気休暇が付与されます。 |
会社に休日カレンダーがありますか? | 会社の休日カレンダーを統合して、支給日を自動的に調整し、非営業日に対応することができます。 |
推奨事項
時間を節約し、重複作業を減らすため、新しいスケジュールを作成する前に、テナント内の期間スケジュールを確認してください。同じ頻度のスケジュールを再利用できる可能性があります。
給与計算スケジュールの開始日と終了日を変更すると、遡及計算、比例配分計算、FLSA 支給計算に影響する可能性があります。期間の日付を変更する代わりに、新しい支給グループを作成し、変更が発生した日に、この新しい支給グループへ従業員を移動します。
タイム トラッキングの期間スケジュールを作成する場合は、以下のようにします。
- 給与計算を行う必要がある場合は、時間エントリをロックする。
- 期間の終了日から 3 か月以内に、時間エントリをクローズする。
- 社員を支給グループに割り当てる際に使用するガイドラインと一致するように、休暇・休職およびタイム トラッキングの資格条件を定義する。
スケジュールを作成するときは、当年度とその翌年度の期間を追加します。それにより、従業員は将来日付の休暇を申請できるようになります。 パフォーマンスを最適にするため、期間スケジュールは現在の期間から 2 年以内のものを作成することをお勧めします。コミットメントを使用している顧客の場合、2 年を超える期間スケジュールを設定できます。
要件
Workday 給与計算または HCM における最初のトランザクションの有効日より前の日付となる期間が、各スケジュールに少なくとも 1 つ必要です。
半月単位の期間スケジュールを作成する際に、正確なタイム トラッキング処理を行うためには、各月の最初の期間が 15 日に終了するようにする必要があります。
制限事項
法定休日に当たる支給日は、自動的には調整されません。
ある期間の給与計算を行った後で、その期間の支給日や休暇付与設定を変更することはできません。支給計算をキャンセルし、期間スケジュールを変更してから、支給計算を再実行してください。
休暇・休職計算フィールドでは休暇・休職期間スケジュールが使用されないため、休暇・休職計算フィールドで学術系支給期間または支払プラン期間を参照する計算の使用はサポートされていません。次を参照してください。
- 参考: 残数カレンダー
期間スケジュールの期間を生成して既存のスケジュールを延長する場合、以下に留意してください。
- 期間を追加できるのは、週次、隔週、月 2 回、月次、年次のスケジュールのみになります。
- 2 年未満の将来の期間がすでに追加されている期間スケジュールでないと、期間を追加できません。
- 生成された期間のタイム トラッキング、総勘定元帳上の給与未払分、給与決済日の上書き値の情報を更新するには、スケジュールを編集する必要があります。
テナント設定
影響はありません。
セキュリティ
ドメイン | 考慮事項 |
|---|---|
| 給与計算の期間スケジュールを作成および管理できます。 |
"Project Tracking" 業務分野の "Set Up: Period Schedule"
| プロジェクトの期間スケジュールを作成および管理できます。 |
"Time Off and Leave" 業務分野の "Set Up: Time Off (Calculations - Absence Specific)"
| 休暇プランの期間スケジュールを作成および管理できます。 |
"Time Tracking" 業務分野および "Time Tracking Hub" 業務分野の "Set Up: Time Tracking"
| タイム トラッキングの期間スケジュールを作成および管理できます。 |
ビジネス プロセス
影響はありません。
レポート
レポート | 考慮事項 |
|---|---|
検証 - 複数の期間スケジュールを持つ従業員
| 複数のタイム トラッキング期間スケジュールの資格要件を満たす従業員を識別できます。 |
Tenant Analyzer
| Workday の推奨事項を参照しながら、期間スケジュールの設定を確認できます。 |
期間スケジュールの表示
| スケジュールに期間を追加した後、すべての新しい期間で日付が正しいことを確認できます。 |
インテグレーション
インテグレーションまたは Web サービス | 考慮事項 |
|---|---|
Get Period Schedule
| 期間スケジュール情報を取得します。 |
Put Period Schedule
| 新しい期間スケジュールをアップロードするか、既存のスケジュールに期間を追加します。 |
関連性のある機能
機能 | 考慮事項 |
|---|---|
継続的な給与計算 | 期間スケジュールを設定すると、以下を自動的に行えます。
|
支給グループ | 支給グループを作成する際に、実行カテゴリごとに使用される期間スケジュールを選択します。 |
給与計算の会計処理 | 支給期間が複数の会計報告期間にまたがる場合に、未払繰越が作成されます。 |
給与計算 | 指定された支給期間に対して給与計算が行われます。各支給グループについて、次の期間の給与計算を行う前に、現在の期間の給与計算を完了しておきます。 |
給与明細 | 給与明細には、定義した期間における給与が表示されます。 |
休暇プラン | 期間スケジュールに基づいて休暇・休職管理レポートを実行できます。期間スケジュールは、以下を行うために使用されます。
|
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。