設定の考慮事項: 価格設定
このトピックの内容を、ラーニングの価格設定の有効化に関する設定および使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
- 設定する理由
- Workday のその他の部分への適合
- 下流への影響および製品間のインタラクション
- セキュリティ要件およびビジネス プロセスの設定
- 実装前に考慮すべき質問および制限
完全な設定の詳細については、タスクの詳細な手順を参照してください。
概要
ラーニング コースとコース オファーについて、価格設定および価格表示オプションの設定 (直接的な E メール機能を含む) が可能です。さまざまな通貨で価格を設定し、条件ルールを使用して受講者や外部受講者のグループに対して価格を設定できます。Workday では、登録ごとに価格設定レコードが作成されます。価格に関するレポートを作成したり、Web サービスを使用して、請求や支払の処理をサポートするアプリケーションに作成したレポートを送信したりできます。
ビジネスにおけるメリット
ラーニング コンテンツに価格を設定し、受講者がサードパーティの支払処理システムを介してラーニング コンテンツを購入できるようにすることで、以下のことが可能になります。
- ユーザーに価格を表示することで研修の価値を伝える。
- 各コースまたはコース オファーの登録に関連する価格のレポートを作成する。
- 研修を収益化し、新しい収益ストリームを作成する。
ユース ケース
次のテーブルでは、ラーニング コンテンツの価格設定に関するユース ケースを説明します。
対象者 | ユース ケース |
|---|---|
社外 (外部受講) | 顧客、パートナー、その他の外部受講者グループとの契約に従い、ラーニング コンテンツの価格を戦略的に決定します。 |
社内 (ラーニング) | 部門をまたいだ研修プログラムの価格を追跡および測定します。 |
考慮すべき質問
質問 | 考慮事項 |
|---|---|
価格設定の対象は誰ですか? | Workday は、従業員と外部受講者の価格設定の有効化をサポートしています。機能は、従業員のみ、外部受講者のみ、またはその両方に対して有効にできます。 |
新しい研修クレジット マッピングを有効にするのに最適なタイムゾーンはどれですか? | 新しいマッピングが有効になると、すべてのユーザーの通貨値と価格に影響する可能性があります。ユーザーに与える影響が最小となるタイムゾーンを検討し、テナント設定の "タイムゾーン クレジット マッピング" プロンプトから選択してください。タイムゾーンを選択しない場合、研修クレジット マッピングは太平洋時間において有効になります。 |
研修クレジット マッピングにどの通貨を含めるべきですか? | 価格表示に使用する通貨はどの通貨でも設定できます。研修クレジット マッピングに含める通貨は Workday の他の場所で使用される通貨とは関係がなく、個々のユーザーの優先通貨を考慮することもありません。ラーニング コンテンツを利用する対象者と、その対象者に価値を伝えたい通貨を検討してください。各監督組織、および各外部受講者グループには、1 つの通貨しか設定できません。 |
研修クレジット マッピングはいくつまで作成できますか? | 研修クレジット マッピングはいくつでも作成できますが、一度に有効にできるのは 1 つだけです。新しい研修クレジット マッピングをあらかじめ準備しておき、後日、自動で適用されるように有効日を設定できます。有効になっている研修クレジット マッピングを編集または削除することはできません。既存の研修クレジット マッピングを変更するには、そのマッピングをコピーして編集してから、新しい有効日を設定する必要があります。 |
価格設定管理機能の担当者は誰にすべきですか? | Workday では、ラーニング管理機能とは異なるドメインに価格設定機能のセキュリティ権限があります。ラーニング カタログの管理者が、価格設定の戦略や外部受講者グループとの契約上の義務を理解していない可能性もあれば、同様に、価格設定の管理者が、個別のコースの詳細を理解していない可能性もあるでしょう。その場合、次のことを検討してください。
|
コースのコストと価格設定の違いは何ですか? | "コースの作成" タスクの "コスト" セクションは、コース関連の経費とコースの資料にかかるコストを明細化して表示することを目的としています。"価格設定" セクションは、コースの登録価格を設定するためのセクションです。必要に応じて、コースを編集できるユーザーにこれらの違いを説明します。 |
価格設定で小数を使用できますか? | 以下のとおり入力可能です。
最終的なコース価格の計算結果は、小数点以上が最大 20 桁、小数点以下が最大 10 桁までとすることが可能です。 Workday では、価格設定が有効なラーニング コンテンツを表示する受講者のために、各通貨の小数点以下の桁数を適切に端数処理します。例: USD 表記の価格では小数点以下が 2 桁になるよう端数処理し、JPY 表記の価格では最も近い整数になるように端数処理します。 カスタム レポートでは、Learning Enrollment Pricing Recordデータ ソースにおいて、端数処理されたレポート フィールドまたは端数処理されていないレポート フィールドを使用できます。 |
受講者はどのように電子商取引対応コースを参照し、アクセスしますか? | "ラーニング コンテンツの管理 " レポートでは、購入可能なラーニング コンテンツを特定し、この情報を受講者に提供するカスタム スライダーを設定できます。 |
推奨事項
価格設定ルールを作成して、定義した条件を満たすユーザー グループのコース価格を変更します。
要件
価格設定と E メールでの取引を利用するには、Workday ラーニングに登録する必要があります。Extended Enterprise Learning で価格設定と E メールを使用することもできます。
Workday では、登録の価格を計算するために以下のコンポーネントが必要です。
- 現在の有効日が設定された研修クレジット マッピング。
- 受講者が所属する組織の支払設定。
- 価格設定が有効なコースまたはコース オファーのデフォルト価格、または研修クレジットの値。
制限事項
- ラーニング プログラムまたは単独レッスンの価格は設定できません。
- E メール対応コースには、一括登録または "My チームへの登録" の方法は使用できません。
- 受講者は、1 回の支払で複数のコースを購入することはできません。
- 支払が処理待ちになっている登録は解除できません。変更するには、関連するイベントをキャンセルする必要があります。
テナント設定
"価格設定を有効にする個人タイプ" プロンプトでは、
従業員または外部受講者の価格を設定できます。価格設定を無効化した場合でも、以下は実行できます。
- 登録価格に関するレポートを作成する。
- Web サービスを使用して、Workday から価格設定データを取得する。
- Web サービスを使用して、コースの研修クレジットと価格設定ルールを指定する。
セキュリティ
"Learning Core" 業務分野の以下のドメイン:
ドメイン | 考慮事項 |
|---|---|
Manage: E-Commerce for Learning
| ラーニング コンテンツの支払処理の設定に関連するタスクをセキュリティ保護します。 |
Manage: Learning Pricing
| 価格設定管理者が利用する、ほぼすべての価格設定機能に関するセキュリティを保護します。 |
"Manage: Learning Pricing Rules"
| "従業員の価格設定ルールの作成" および "外部受講者の価格設定ルールの作成" タスクのセキュリティを保護します。コースに価格設定ルールを追加するために、このドメインにアクセスする必要はありません。 |
レポート: ラーニングの価格設定
| 価格設定と価格設定レコードに関するカスタム レポートの作成に必要なレポート データ ソースのセキュリティを保護します。このドメインは、価格に関するレポートを作成する必要があるが、価格を設定しないユーザーのためのものです。
コンテキスト依存のセキュリティがラーニング登録価格設定レコードに適用されるため、マネージャと外部受講者グループ マネージャは、登録時にその組織に所属している受講者のレコードのみを表示できます。管理者は、すべてのレコードを表示できます。 |
ビジネス プロセス
ビジネス プロセス | 考慮事項 |
|---|---|
コンテンツへの登録
| アクティブな従業員と外部受講者がコンテンツを購入できるようにするには、ビジネス プロセス定義を編集する必要があります。 マネージャまたは外部受講者グループ マネージャが登録価格を承認できるようにステップを設定できます。 |
コースの管理
| 価格設定管理者がコース価格を承認できるようにステップを設定できます。 |
コース オファーの管理
| 価格設定管理者がコース オファーの価格を承認できるようにステップを設定できます。 |
一括登録
| マネージャ、外部受講者グループ マネージャ、または価格設定管理者が各受講者の登録価格を承認できるようにステップを設定できます。 |
レポート
以下を使用してカスタム レポートを作成できます。
- "Learning Contents"レポート データ ソース。コース別に価格設定を表示するのに使用します。
- "Learning Enrollments"レポート データ ソース。登録別に価格設定レコードを表示するのに使用します。
インテグレーション
価格設定には以下の Web サービスが使用できます。
- 研修クレジット マッピングの取得
- 組織支払設定の取得
- 受講者の価格設定ルールの取得
- Put 研修クレジット マッピング
- Put Learning Payment Configuration
- 受講者の価格設定ルール
- コース オファーの管理
- ラーニング コースの管理
以下の Web サービスを使用すると、コースとコース オファーでの電子取引を有効にできます。
- ラーニングのブレンド型コースの取得
- ラーニング コースの取得
- ラーニング コース オファーの取得
- ラーニング デジタル コースの取得
- コース オファーの管理
- ラーニング コースの管理
- ラーニング ブレンド型コース入力
- ラーニング コース オファーの入力
- ラーニング デジタル コース入力
"Get Learning Pricing Records"
Web サービスを使用して、登録価格設定レコードを他のサードパーティ アプリケーションに送信することもできます。"ドキュメントの支払ステータス
" フィールドを "未払"
に変更する唯一の方法は 、"Put Learning Pricing Record Document Payment Status"
を使用することです。接続および Touchpoints
Workday には、テナントでの設定関係を理解するのに役立つリソースを備えた Touchpoints Kit が用意されています。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。