概念: 組織所有権
組織所有権とは、関連付けのタイプの 1 つです。これにより、モデル全体でユーザーに特別な権限が付与されます。組織アクセス セキュリティを使用する場合は、組織所有権によってデータへのアクセスも制御されます。
組織所有権は、
"管理"
の "関連付け"
または "ユーザー"
領域で管理できます。組織所有権は、組織階層の上から下方向に継承されます。親組織を所有するユーザーは、その子組織、各子組織の子というように所有します。特別な権限
組織承認者には、セキュリティ設定に関係なく、所有する組織に対する特別な権限があります。組織承認者として、以下のことが可能です。
- ワークフローの組織を承認する。
- 組織の承認権を他のユーザーに割り当てる。
- 所有する組織の仕訳入力を作成して表示する。
- モデリング メニューから承認組織を管理する。
- "共有レポート"フォルダにおいて組織共有レポートを受信する。
- 連結を使用している場合は、承認組織の "内部取引消去" の借方と貸方をレビューする。
データへのアクセス
インスタンスが組織ベースのセキュリティを使用している場合、データへのアクセスを制御する方法は組織所有権によって決まります。特別な権限に加えて、適切なセキュリティ権限があれば、以下を実行できます。
- 1 つ以上の組織のデータを所有している場合にデータにアクセスする。
- 所有する組織に割り当てられた組織割当シートを開く。
- 組織のデータをグラフやレポートで表示する。
以下の場合、組織所有権がなくても組織を表示できます。
- "組織構造" > "すべての組織" 権限を持っている場合、 組織の階層から組織の設定を変更できます。シートおよびレポートの組織に関連するデータは表示できません。
- ユーザー割当シートに組織が含まれている場合、組織内のデータの入力および編集ができます。
- 組織の列を持つモデル シートを変更し、行を分割します。セルにあるドロップダウン プロンプトから任意の組織を選択し、データを入力または変更できます。
- フォーミュラ アシスタントを使用するか、"すべての組織で公開" プライバシー設定を持つ科目のセルを探索します。所有していない組織を組織のドロップダウン プロンプトから選択し、任意の組織でその科目を参照し、組織のソース データを詳しく調べることができます。
- データ デザイナーの権限を持っている場合、インテグレーション内のすべての組織を表示できます。
- その組織を含む共有レポートまたは共有グローバル レポートのスナップショットを表示します。
アクセス ルールに対する組織所有権の使用
チルダを使って、承認組織でアクセス ルールを定義できます。その後、この動的ルールで多数のユーザーにアクセスを付与できます。例: ユーザー グループのために、全承認組織にアクセスを付与するルールを作成できます。グループ内の各ユーザーは、それぞれの全承認組織へのアクセス権を取得します。ユーザーの承認組織を変更する場合、ルールはユーザーの現在の承認組織を動的に適用するため、ルールを変更する必要はありません。