設定の考慮事項: 代替カレンダー
このトピックは、代替カレンダーの設定と使用を計画する際に役立てることができます。以下について説明します。
- セットアップする理由
- Workday の残りの部分に適合させる方法
- 下流への影響および製品間のインタラクション
- セキュリティ要件およびビジネス プロセスの設定
- 実装前に考慮すべき質問および制限
完全な設定の詳細については、タスクの詳細な手順を参照してください。
概要
代替カレンダーを使用すると、デフォルト カレンダーとは異なる時間合計でのデータを表示できます。
ビジネスにおけるメリット
代替カレンダーを使用すると、以下のような時間のかかる回避策の必要性を排除または軽減できます。
- 複雑なインテグレーション ローダ
- 複雑なレポート要素
- 一部のケースにおける複数のインスタンス
ユース ケース
- データは暦年に従って入力します。1 月から 3 月までが第 1 四半期のようになります。レポートは会計カレンダーで作成します。2 月から 4 月までが第 1 会計四半期のようになります。
- 財務データには "月" > "四半期" > "年" のカレンダー構造を使用します。給与支給期間は隔週であり、給与計算年度にロールアップします ("週" > "支給期間" > "支給年")。
考慮すべき質問
質問 | 回答 |
|---|---|
異なるカレンダー構造が必要なのはなぜですか? | データを異なる方法で表示するには、代替カレンダーを使用します。以下が可能です。
異なる方法でデータを入力するには、マルチインスタンスを使用します。以下が可能です。
|
代替の合計は、デフォルト カレンダーの合計とどのように異なりますか? | デフォルト構造に適合しない合計については、代替カレンダーを使用します。例: 会計年度の開始月が 1 月ではない場合。
既存の構造に適合する時間合計の場合は、既存のカレンダーをカスタマイズします。例: 半期の合計を "月" > "四半期" > "年" の構造に追加します。 場合によっては、デフォルト カレンダーの構造をカスタマイズして代替カレンダーを追加する必要があります。たとえばデフォルト カレンダーが "月" > "四半期" > "年" で、代替カレンダーが "週" > "支給期間" > "支給年" である場合、"支給期間" で集計するには "週" 以下の層でデータを入力する必要があります。そのため、デフォルト カレンダーに "週" を追加します。 |
データはカレンダー構造でどのように適合しますか? | カレンダー構造にすでに存在する時間層でデータを入力するには、シートごとに異なるデフォルトを使用します。この方法では、カレンダー構造を保持し、データの損失を防ぎ、総勘定元帳科目データを保持できます。
カレンダー構造には存在しないものの、構造に適合する時間層でデータを入力するには、カレンダーをカスタマイズして時間層を追加します。新しい最下位層を追加する場合は、すべてのデータを再ロードする必要があります。 存在せず、構造に適合しない時間層でデータを入力するには、マルチインスタンスを使用します。この方法では、まったく異なる時間構造にデータを入力できます。 デフォルトに存在しない別の合計でデータのみを表示するには、代替カレンダーを使用します。この方法では、データが保持され、データ入力が簡素化されると同時にさまざまな合計を表示することが可能です。 |
推奨事項
TimeStructure スプレッドシートの場合、既存のカレンダーがすべてスプレッドシートにコピーされることを回避するためにエクスポートを使用してください。
代替カレンダーが期待どおりにデータをロールアップすることをテストするには、サンドボックス インスタンスで代替カレンダーを試してください。
正確性を確保するため、代替カレンダーのインポート後にレポートまたはシートの合計データを確認してください。マルチインスタンスまたは外部ソースを使用している場合は、データをマルチインスタンスと比較して、期待どおりにロールアップされるかを確認できます。
分岐点は、代替カレンダーとデフォルト カレンダー間で最後に共通する時間単位です。分岐層を選択するには、以下の手順に従います。
- 分岐点は、データを入力する層と同じかそれより大きくします。例: "週" > "月" > "四半期" > "年" のカレンダーに対して、月にデータを入力する場合。"月" または "四半期" で分岐してください。
- 代替の合計データを標準シートで表示するには、分岐層をデフォルトの時間層と同じにするか、それ以上の時間層にします。例: デフォルトの時間層が "月" である場合。"月" 以上で分岐してください。
- キューブ科目またはモデル科目に代替の合計データを表示するには、分岐層をシートの時間層と同じにするか、それ以上の時間層にします。
- 標準シートとキューブ シートおよびモデル シートで異なる最下位層を計画する場合は、すべてに対応できる分岐点を使用してください。または、それぞれに個別の代替カレンダーを作成してください。例: 一部のシートではデフォルトが "週" になっています。他には "月" があります。両方を含めるには、分岐点を "月" にする必要があります。
空白の合計が表示されないようにするには、バージョンの範囲を代替カレンダーの範囲に合わせてください。例: 代替カレンダーの最初の月が 2016 年 12 月である場合。デフォルト カレンダーの最初の月は 2017 年 1 月です。2016 年 12 月以前のバージョンの範囲で開始してください。それ以降で開始した場合、代替カレンダーの最初の月が空白になります。また、バージョンの終了を代替カレンダーの終了に合わせてください。
要件
代替カレンダーとデフォルト カレンダーは、少なくとも最下位層および分岐点までのすべての層を共有する必要があります。
例: デフォルト カレンダーが "日" > "週" > "月" > "四半期" > "年" である場合。分岐点は "月" です。代替のロールアップを開始する前に、代替カレンダーに "日"、"週"、"月" を含める必要があります。
制限事項
- 使用できる最大数は以下のとおりです。
- データ入力用に 1 つのデフォルト カレンダー、および 3 つの代替カレンダー
- 各カレンダー構造で 8 つの時間層 (分岐層より下の共有期間を含む)。例: "月" > "四半期" > "年" には 3 つの時間層があります。
- 最下位期間は 8,000 か月。例: "日" が最下位の時間層または構造内の最小の時間層である場合、カレンダーで 8,000 日を超えないようにする必要があります。最大値を増やしたい場合は、指定サポート連絡先までお問い合わせください。
- ダッシュボード、レポートまたはシートに代替カレンダーの合計が表示されているデータから"セルを探索"を起動することはできません。
- OfficeConnect の"コンポーネント"および"コンテキスト"の要素は、代替カレンダーではなく、常にデフォルト カレンダーからデータを参照します。
- デフォルト カレンダーにのみ、データを入力できるデフォルトの時間層があります。
- シートの表示オプションでは代替カレンダーが自動的に使用可能になりますが、それらを個別のレポートやグラフに追加する必要があります。
セキュリティ
カレンダーを変更するには、以下が必要です。
- "モデル管理アクセス" 権限
- "時間" 権限
- "カレンダーの設定" 権限
インテグレーション
Planning データ ソースの場合は、任意のカレンダーをキューブ シートおよびカスタム ソースの集計カレンダーとして使用できます。
接続および Touchpoints
Workday には、テナントでの設定関係を理解するのに役立つリソースを備えた Touchpoints Kit が用意されています。Workday Touchpoints Kit の詳細については、Workday Community を参照してください。