設定の考慮事項: 請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理
このトピックの内容を、請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理の設定と使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
- 設定する理由
- Workday のその他の部分への適合
- 下流への影響と製品間インタラクション
- セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
- 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。
機能の概要
請求可能なプロジェクトの収益を認識する際に、仕掛品の金額を解消し、コストとして計上するための二次仕訳入力を生成するように設定できます。
業務上のメリット
請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理では、以下の取引に関連付けられた繰延費用の入力を自動化することで、手動照合調整を削減します。
- 経費レポート
- サプライヤ請求書
ユース ケース
プロジェクトの作業を完了し、コストが発生しても、そのコストをすぐには顧客請求書に反映させません。収益の認識時に、請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理を使用して仕掛品の金額を発生させ、請求可能プロジェクトに関連するコストとして記録します。
考慮すべき質問事項
質問 | 考慮事項 |
|---|---|
経費レポートの請求可能な取引において、自動生成仕訳はどこに計上されますか? | 生成元取引を計上すると、以下の自動生成仕訳が作成されます。
|
サプライヤ請求書の請求可能な取引において、自動生成仕訳はどこに計上されますか? | 生成元取引を計上すると、以下の自動生成仕訳が作成されます。
|
推奨事項
請求書または収益認識の会計処理を作成する際に、顧客契約行の収益カテゴリを使用して、売上原価勘定科目のコストを借方に記入できます。"支出" 勘定計上ルールにおけるコストの評価結果の勘定科目に "収益カテゴリ" ディメンションを設定します。
要件
請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理を有効にすることを確認する必要があります。
支出勘定計上ルールに、以下の評価結果の勘定科目を設定します。
- "繰延プロジェクト コスト" 会計処理を使用する資産。
- "売上原価" 会計処理を使用するコスト。
制限事項
請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理をいったん有効にすると、無効にすることはできません。
請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理では、以下がサポートされていません。
- 一時的なプロジェクト取引。
- キャピタル プロジェクト ワークタグを含む請求可能な生成元取引行。
- 資産または在庫の追跡支出カテゴリを含む請求可能な生成元取引行。
テナント設定
テナント全体の設定を定義するには、
"プロジェクト請求設定の設定"
タスクの "収益"
タブで、請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理を有効にします。セキュリティ
ドメイン | 考慮事項 |
|---|---|
"Customer Contracts" 業務分野および "Project Billing" 業務分野の "Process: Billing - Invoicing"
"Project Billing" 業務分野の "Process: Project Billing - Invoicing" | 契約から顧客請求書を作成します。 |
"Customer Contracts" 業務分野および "Project Billing" 業務分野の "Process: Billing Schedule - Core"
| 顧客契約の一括請求スケジュールを作成します。 |
"Customer Contracts" 業務分野および "Project Billing" 業務分野の "Process: Revenue Schedule - Core"
| 以下を作成します。
|
"Common Financial Management" 業務分野の "Set Up: Accounting Rules"
"Core Payroll" 業務分野の "Set Up: Payroll - Company Specific (Accounting)" | 支出勘定計上ルールに、資産とコストの評価結果の勘定科目を設定します。 |
"Project Billing" 業務分野の "Set Up: Project Billing - Configurations"
| 請求可能プロジェクトの繰延コストの会計処理を有効化 |
ビジネス プロセス
ビジネス プロセス | 考慮事項 |
|---|---|
顧客契約イベント
| 顧客契約を作成して承認します。 |
顧客請求書イベント
| 顧客請求書を作成して承認します。 |
経費レポート イベント
| 請求可能な経費レポートを作成して承認します。 |
収益認識の分割計上イベント
| 収益認識の会計処理を作成して承認します。 |
サプライヤ請求書イベント
| 請求可能なサプライヤ請求書を作成して承認します。 |
レポート
以下のレポート データ ソースを使用して、請求可能プロジェクトの繰延費用の情報を表示するカスタム レポートを作成できます。
- 請求可能プロジェクトの繰延費用行
- 請求可能プロジェクトの繰延費用
インテグレーション
Web サービス | 考慮事項 |
|---|---|
Put Resource Category
| 以下の会計処理値はサポートされていません。
|
| 経費レポートとサプライヤ請求書の請求可能なキャピタル プロジェクト ワークタグはサポートされていません。 |
| 経費レポートとサプライヤ請求書では、資産または在庫の追跡のある支出カテゴリはサポートされていません。 |
関連性のある機能
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。