設定の考慮事項: 銀行手数料分析
このトピックの内容を、銀行手数料分析の設定と使用を計画する際の決定に役立てることができます。以下について説明します。
- 設定する理由
- Workday のその他の部分への適合
- 下流への影響と製品間インタラクション
- セキュリティ要件とビジネス プロセス設定
- 実装前に考慮しておく質問事項と制限事項
設定の全詳細については、タスクの詳細な説明を参照してください。
機能の概要
銀行手数料分析を実行し、グローバルな銀行サービス手数料をレビューして組織全体の銀行手数料支出を管理できるようにします。レポートを使用して、料金の差異を分析し、銀行手数料明細書と銀行サービス契約に基づいてサービス料金を最適化できます。
業務上のメリット
銀行手数料分析を使用して、以下を簡単に特定できます。
- 定義された期間の合計銀行手数料
- 支払の修正や当座借越などの回避可能な銀行手数料
- 不要になった銀行サービス、または使用中の銀行サービス
- 銀行手数料明細書とサービス契約間の価格設定の誤り
ユース ケース
銀行手数料分析を使用すると、以下が可能になります。
- グローバルな銀行手数料明細書の受領と記録。
- グローバルな金融機関の銀行手数料サービス コードの管理。
- 金融機関ごとに合意したサービス契約の作成および管理。
- 複数の金融機関の銀行サービス コストの比較。
- 銀行口座、会社、金融機関別の合計銀行手数料のレポート作成。
考慮すべき質問事項
質問 | 考慮事項 |
|---|---|
銀行手数料を手動で記録する代わりに銀行からインポートするにはどうすればよいですか? | 以下のいずれかのフォーマットで、銀行パートナーに銀行手数料明細書をリクエストできます。
|
銀行サービスの価格設定が正しいことはどのようにして検証できますか? | 各銀行の銀行サービス契約をアップロードまたは記録します。サービス契約には、個々のサービス金額および固定料金や段階的料金などの価格設定タイプについて、契約で支払うことに合意した内容が記載されています。
その後、 "銀行手数料の差異分析" のスタンダード レポートを実行して、誤った価格設定を検出できます。 |
数量ベースのサービス契約の価格設定はどのように追跡できますか? | サービス契約で、次のいずれかの価格設定タイプを選択します。
|
サービス契約ではどのタイプのサービス コードを使用できますか? | 以下のいずれかのサービス コード タイプを入力できます。
|
1 つの金融機関に対して複数の銀行サービス契約を作成するにはどうすればよいですか? | サービス契約を作成する場合、金融機関が保持している特定の銀行口座に各契約を割り当てます。 |
推奨事項
- エラーを減らすため、銀行から自動的に銀行手数料明細書を受領する。
- 効率を高めるため、Web サービスを使用して銀行手数料サービス契約をアップロードする。
- 銀行手数料分析を定期的に実行し、銀行手数料のコスト管理を維持する。
- 銀行とのサービス契約がない場合、銀行手数料分析レポートを使用して以下を判断する。
- 金融機関全体のサービス コスト
- サービス料アクティビティの異常な増減
- 銀行手数料を構成する銀行サービス
サービス契約で定義された見積請求額と実際の銀行手数料請求額との差異を比較するためには、銀行サービス契約が必要です。
要件
銀行手数料明細書はアップロードするか、手動で記録します。銀行手数料明細書は、各請求期間のサービス料、手数料率、および報酬情報を追跡します。
制限事項
無料の銀行サービスは追跡できません。例: 銀行サービス契約の第 1 レベルで段階的価格が 0.00 ドル。
テナント設定
影響はありません。
セキュリティ
ドメイン | 考慮事項 |
|---|---|
"Cash Management" 業務分野の "Set Up: Bank Fee Analysis"
| このドメインに対してセキュリティ保護されたユーザーは、銀行手数料サービス コードを管理できます。 |
"Cash Management" 業務分野の "Process: Bank Fee Service Contract"
| このドメインに対してセキュリティ保護されたユーザーは、銀行サービス契約を作成できます。 |
"Cash Management" 業務分野の "Process: Bank Fee Statements"
| このドメインに対してセキュリティ保護されたユーザーは、銀行手数料明細書を作成してスタンダード レポートを使用できます。 |
"Cash Management" 業務分野の "Report: Bank Fee Analysis"
| このドメインに対してセキュリティ保護されたユーザーは、 "銀行手数料の差異分析" スタンダード レポートで銀行手数料の差異を確認できます。 |
ビジネス プロセス
影響はありません。
レポート
レポートまたはダッシュボード | 考慮事項 |
|---|---|
"銀行手数料の差異分析" レポート | 銀行手数料明細書に記載されている銀行手数料と契約料金レートの不一致を表示します。レポートには、選択した金融機関のすべての銀行手数料が含まれます。
次の条件で結果にフィルタを適用することもできます。
|
"銀行手数料明細書の検索" レポート
"銀行手数料明細行の検索" レポート | 銀行手数料明細書および明細行の詳細を表示します。 |
"金融機関別の合計銀行手数料" レポート | 指定した日付範囲内の 1 か所以上の金融機関の合計銀行手数料を表示します。 |
"会社別の合計銀行手数料" レポート | 1 社以上の会社の合計銀行手数料を表示します。過去 3 か月分の銀行手数料が自動的に入力されますが、変更は可能です。
手数料が 3 か月に満たない場合、残りの月は "0.00" と表示されます。 |
カスタム レポートでは、次のレポート データ ソースを使用できます。
- 銀行手数料明細書
- 銀行手数料明細行
- Bank Fee Statement Line Variance
インテグレーション
銀行手数料明細書インテグレーション テンプレートを使用して、銀行手数料明細書を Workday にインポートできます。
インテグレーション テンプレート | 考慮事項 |
|---|---|
Import EDI 822 Bank Fee Statements
| ASC X12 EDI 822 フォーマットでファイルをインポートします。 |
Import ISO 20022 V1 Bank Fee Statements
| ISO 20022 camt.86 V1 フォーマットでファイルをインポートします。
|
Import ISO 20022 V2 Bank Fee Statements
| ISO 20022 camt.86 V2 フォーマットでファイルをインポートします。
|
Core Connector: Bank Fee Statements Inbound
| Workday 定義のフォーマットでファイルをインポートします。カスタム インテグレーションを使用すると、EDI 822 や ISO 20022 以外のフォーマットをロードできるようになります。 |
次の Web サービスが利用可能です。
- Get Bank Fee Service Contracts: Workday から銀行サービス契約を取得して外部に配布したり、更新を適用したりします。"Put Bank Fee Service Contract" Web サービスを使用して、更新を Workday に再ロードできます。
- Put Bank Fee Service Contract: 金融機関から Workday に、銀行サービス契約を一括インポートします。
関連性のある機能
Workday が提供する Touchpoints Kit とリソースは、テナント内の構成の関係を理解するのに役立ちます。Workday Touchpoints Kit の 詳細については、Workday Community を参照してください。