概念: モデル シートおよびキューブ シートの計算適用範囲
シート内の計算
デフォルトでは、数式はバージョン全体のシート内のデータを計算します。モデル シートやキューブ シートに多くの数式がある場合、シートのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。数式には以下が含まれます。
- 算出科目
- ユーザーがシートのセルに入力した数式。
計算に対する適用範囲の使用
パフォーマンスを向上させるために、"
シートのプロパティ"
の " 適用
範囲" タブ内のすべての計算の期間を設定できます。計算の時間範囲を減らすと、算出科目の適用範囲が絞り込まれ、パフォーマンスが向上します。 ユーザーがセルに入力した数式の適用範囲は制限されません。スコープの期間
期間はバージョンの時間設定に従ってオフセットされるため、動的です。 実績バージョンと計画バージョンの両方、またはいずれかの範囲を設定できます。
適用範囲は以下のとおりです。
- 実績は、実績バージョンの "次の時点までの確定数字を表示" 期間を基準にします。
- 計画バージョンは、各計画バージョンの"計画の開始" 期間を基準とします。
通常、ロック解除バージョンの
"計画の開始" は、
実績の "完了値"
期間の直後の期間です。"計画の開始" が
1 期間以上後である場合、計画バージョンの参照点として "次の期間 までの確定数字を
表示" が使用されます。例:
計画の開始 | 次の時点までの確定数字を表示 | 計画バージョンの範囲の参照点 |
|---|---|---|
'25 年 1 月 | '24 年 12 月 | '25 年 1 月 |
'25 年 1 月 | '24 年 6 月 | '24 年 6 月 |
スコープ外の計算
ユーザーがセルに入力する数式は計算の範囲に含まれません。これらの数式は、常にバージョン全体に対して計算します。
シート ビューで、範囲外の算出科目があるセルは以下のようになります。
- データが数式ベースであることを示す青の三角形
- グレーの背景: 数式があるため、セルが読み取り専用であることを示します。
- 空白: シートのデータが範囲外であるため、データを計算していないことを示します。
動的適用範囲の例
2020 年予算
は、2020 年 1 月に開始する計画バージョンです。 "2021 年予算"
は、2021 年 1 月に開始する計画バージョンです。"収益
" キューブ シートの適用範囲を設定します。"計算を開始"
では、デフォルトの " 表示開始月" の
ままにします。"計算の停止"
では "月"
を選択し、「12」
と入力します。収益
キューブ シートが計算されます。"2021 予算
" バージョンを選択すると、シートで 2021 年 1 月から 12 月までのセルが計算されます。
任意の計画バージョンで
"計画の開始"
を調整すると、シート内のそのバージョンの計算も調整されます。