概念: マージされたキューブ シート
マージされたキューブ シートでは、属性を組み合わせて、最大 3 つの他のキューブ シートまたはモデル シートのデータが使用されます。
マージされたキューブ シートを使用する理由
下記の理由で、マージされたキューブ シートを使用します。
- シートにデータがなくても、算出科目を作成できます。通常、キューブの標準科目のデータがないと、数式の評価がゼロになってしまいます。マージされたキューブ シートは、ソース シートのデータを使用することで、このルールを回避します。
- 必要な属性だけが含まれた簡潔なソース シートを使って計画を行います。次に、簡潔なシートをマージして、ソース シートの複数の属性にわたる複雑なデータをまとめます。
他の方法でも、マージされたキューブ シートを使用できます。ただし、モデルが複雑になり、予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。
- 数式を使用した属性値の配賦。
- 他のキューブ シートで自分のキューブ計算を有効にするための計算識別子のソース。
- 一連のマージされたキューブ。例: マージされたキューブ 2 のソースとして使用されるマージされたキューブ 1。
マージされたキューブ シートの例
収益を算出するためには、顧客、地域、製品など複数の属性における数量と価格を知る必要があります。これらの属性に複数の値がある場合、1 つのシート内でまとめて完成させるには時間がかかります。プランニングを 1 つまたは 2 つの属性の簡潔なシートに分解できます。- 数量を予測するために顧客属性のみでモデル シートを作成します。各顧客が購入する製品の合計を、製品ごとに分けずに入力またはインポートします。
- キューブ シートを製品属性のみで作成し、顧客ごとに分けずに製品ごとの価格とミックスを予測します。
- マージされた収益シートでは、この 2 つのシートをまとめて、顧客や製品ごとに数量と価格を掛けたものを確認できます。
特性
マージされたキューブ シートは、キューブ シートの一種です。通常のキューブ シートと同じ方法で作成しますが、いくつかの追加ステップと制限があります。マージされたキューブ シート:
- データ入力に対応していません。常に読み取り専用です。
- 1 つ以上の算出科目が必要です。この科目では、データ入力オーバーライド オプションは使用できません。
- 科目グループ、算出科目、メトリック科目のみを許可します。
- 最大 3 つのソース シートを組み合わせることができます。ソース シートは、モデル シートまたはキューブ シートでなければなりません。上限を増やす必要がある場合は、お問い合わせください。
- 既にソース シートにある属性以外を含めることはできません。
- すべてのソース シートに共通する属性を含める必要があります。例: 両方のシートに製品属性が含まれている場合、マージされたキューブにも製品属性が含まれている必要があります。
- キューブは制限できません。
- ソース シートのデータが入力されている属性の交差部分のみを計算します。